O の元素比に対する静的安定度の変化



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実験の概要

木星条件で, H2(g), He(g), H2O(g), H2O(l), H2O(s) のみの系で, O の組成を変化させた時に静的安定度を計算する.

結果を見ると, O の太陽組成を 0.1 倍から 1 倍にするときには静的安定度が 約 10 倍になるが, 太陽組成が 1 倍よりも大きい場合には静的安定度は組成 に比例しなくなる. 太陽組成では O/H は約 8.5d-4 程度である.

計算設定

計算日時
2004-11-02
ソース
oboro_2004-07-08.tar.gz
設定
化学種 H2(g), He(g), H2O(g), H2O(l), H2O(s)
格子点数 2,000 (ログ座標で等間隔)
圧力領域 20 bar -- 0.1 bar
計算開始温度 700 K
重力 23.2 m/s^2 (木星)

静的安定度の計算

黒線は O の組成を太陽組成の 0.1 倍にした場合, 赤線は O の組成を太陽組成の 1 倍にした場合, 緑線は O の組成を太陽組成の 5 倍にした場合, 青線は O の組成を太陽組成の 10 倍にした場合である.