gtool4/Fortran 90 リファレンスマニュアル

gtunary コマンド

2001年06月04日 豊田英司


概要

gtunary コマンドは gtcopy コマンドと同様に変数を複製します。必要な場合、次元変数も複製されます。このとき、コマンドラインに指定した単項演算をその順に適用します。gtunary の名称は単項演算 unary operation からきています。

書式

gtunary [in=複写元変数名] [out=複写先変数名] [演算指定 ...]

演算指定は次のいずれかです。

NEGATE
符号を反転します。
SQRT
平方根を取ります。
LOG
自然対数を取ります。
LOG10
常用対数を取ります。
+=数値 または a:数値
定数を加算します。
-=数値 または s:数値
定数を減算します。
*=数値 または m:数値
定数を乗算します。
/=数値 または d:数値
定数を除算します。
^=数値 または p:数値
定数の変数乗を計算します。たとえば、正の値が入っている変数について、LOG10 P:10 と指定すると何もしていないのと同じことです。

バグ