4.3.1 ulxlog/ulylog

1.
機能
対数座標軸を描く.
2.
呼び出し方法
NumRu::DCL.ulxlog(cside,nlbl,nticks)
NumRu::DCL.ulylog(cside,nlbl,nticks)
3.
パラメーターの説明
cside (C*1) 座標軸を描く場所を指定する (3.2節参照).
nlbl (I) 1桁の範囲に描くラベルの数. 1から4までの整数値を指定する.
    1: 10nのみにラベルを描く.
    2: 10nと2・10nにラベルを描く.
    3: 10n, 2・10nと5・10nに ラベルを描く.
    4: ユーザーが指定した場所にラベルを描く.
nticks (I) 1桁の範囲に描く目盛の数. 1nticks9の範囲で指定する. 9より小さな値を指定した場合には, 目盛間隔の狭いところから省かれる.
4.
備考
(a)
ULXLOG/ULYLOGはそれぞれ uxpaxs/uypaxs (islct=2)で軸を描いている; uxptmk/uyptmk (islct=1)で10n以外の小さめの 目盛を描いている; uxptmk/uyptmk (islct=2)で10nの大きめの 目盛を描いている; uxplbl/uyplbl (islct=1)でラベルを描いている. したがって, これら座標軸の構成要素の属性は, uzpget/uzpsetによって参照/変更することができる. くわしくは第3章を参照のこと.
(b)
このルーチンは小さめの目盛を打つ場所を内部で生成して uxptmk/uyptmkを呼んでいる. この作業用配列の制約から目盛を打つ最大数は 200以下でなければならない.
(c)
このルーチンはラベルを描く場所を内部で生成して uxplbl/uyplblを呼んでいる. この作業用配列の制約から描くラベルの最大数は 50以下でなければならない.
(d)
NLBLとして4を指定する場合は, あらかじめulsxbl/ulsyblによって ラベルを描く位置が指定されてなければならない.
(e)
ラベルのフォーマットは, ULpGET/ULpSETが管理する内部変数 'IXTYPE', 'IYTYPE' (それぞれX軸, Y軸のフォーマット)で指定する (初期値はそれぞれ1: すべてのラベルに指数部をつける).