11.1 概要

これは, 固定長の文字列データおよびバイナリデータの読み書きに関す るメソッド(元サブルーチン)パッケージである. ftpなどのファイル転送ソフトを念頭において, 使用する機種によらずファイル操作の一元化を計ろうとするものである. したがってファイルそのものの互換性はないが, 適切な転送手段によっ てファイルの内容は保存され, 文字は文字レベルで, バイナリはバイナ リレベルでハンドリングできることになる.



このパッケージは次のような仕様にもとづいて設計されている.

1.
固定長ファイルの入出力を取り扱う.
2.
入力と出力は同時におこなわない.
3.
出力は順次的におこなう.
4.
入力はレコード番号を指定するランダムアクセスを許す.
5.
行末の改行制御をするかどうかが指定できる.
6.
書き込のためオープンすると既存のファイルは消去される.



このような仕様は, 以下の要請からきている.



以下のメソッド(元サブルーチン)群を使用するにあたっては次の点に注意すること.



なお以下の説明で共通してあらわれるコンディションコードは, 正常終了していれば0が, そうでなければ0以外の整数値が返される.