とにかくグラフは描けるようになった. しかし, 座標軸にタイトルがないと何のグラフだったかわからなくなってしまう.
USSTTL
を使えば, X軸とY軸のタイトルや単位を
描くことができる.
これらは, 以下に述べるように USCGET/
USCSET
が管理する
内部変数を設定してやることによっても指定できる.
また, USSTTL
や USCSET
を使わずに,
USGRPH
を呼んだ後でUXPACK/UYPACKのタイトル作画ルーチンを
使って適当なタイトルを付けてもよい.
USGRPH
で座標軸にタイトルを付けるには,
USGRPH
の前にUSCSET
を使って,
内部変数'CXTTL'
, 'CYTTL'
を設定しておけばよい
(タイトルは80文字まで設定できる).
また, USGRPH
ではファクター値やオフセット値を描くために
USXSUB/USYSUB
というサブラベル(座標軸の端に付け足すラベル)を
描くためのルーチンを用意したので,
ついでに座標軸の単位などもこのサブラベルに含めることができるようにしてある.
これも, タイトルと同様にUSCSET
で'CXUNIT'
,
'CYUNIT'
を設定すればよい.
ここで指定した文字列は, ファクター値やオフセット値がある場合
これらの後に書かれる.
なお, タイトル等はGRFRM
, GRFIG
により初期化される.
同じタイトルで沢山の図を描きたい時にはUSISET
で
'IRESET'
を0にすれば,
タイトルの設定は1度で済む.