好みの間隔で目盛りをうち, 好みのところにラベルを描く. しかも, ラベルには数字だけでなく文字列も使いたい. そのような要求にもこのパッケージは対応する.
スケーリングはuxyz03.fの例と同じで,
緯度のラベルを文字列で表現したい,
また圧力の目盛はデータが存在するレベルだけに打ちたい,
というときには UXAXLB
, UYAXLB
を用いるとよい.
最初の引数はおなじみの, 場所を指定する引数である.
2, 3番目の引数には, 小さい目盛りをうつ場所に関する情報を指定する.
具体的には, 2番目の引数として, 小さい目盛りをうつ場所の
U座標系での値(この例では緯度)を実数型配列として与える.
3番目はその配列の大きさである.
4番目から7番目までは, 同様にして, 大きい目盛りについての情報を与える;
目盛りをうつ場所を指定する配列の次に, ラベルを指定する文字型配列,
ラベルの文字数, および配列の大きさに関する情報が付け加わる.
なお, ラベルとして与える文字列の有効な長さは,
後方のブランクを無視して数える.
つまり, X軸の'EQ'
のように,
DATA文では後方に2文字のブランクを含んで文字列を与えても,
先行する有効な2文字のみがラベルの作画対象となり,
2 文字分がセンタリングされて作画される.
Y軸に関しても同様に,
文字列'.4'
は後方のブランクを無視し右寄せして描かれる.
この例のUYAXLB
のように, 小さい目盛りを描きたくなかったら,
小さい目盛りの配列を与えるべきところに適当な変数名を書いておいて
配列の大きさを0とすればよい.