USGRPH
によるスケーリングが気に入らないとき,
特定のパラメータを強制的に固定することも可能である.
例えばデータの X 座標の範囲が中途半端な時に,
何も指定しなければUSGRPH
は1ページ目のように座標軸の両端に「きりのよい値」
が来るようにスケーリングしてしまい,
折れ線が「しりきれとんぼ」になってしまう.
このようなスケーリングで具合が悪いときには,
まず GRSWND
でウインドウを指定し
(この例では, X 座標のみ陽に指定し, Y 座標「不定」を示す値を指定して
USPACKがデータから判断するようにしている),
さらにはUSRSET
で目盛/ラベルの間隔だけでなく,
ラベルのファクターまで制御することができる.
この例の 2 ページ目では
X 軸に関するパラメータ全てを陽に指定して
自動スケーリング機能を完全に抑制している.