これまでは[0,1]×[0,1] の仮想直角座標系(V-座標系)だけを用いて
各出力プリミティブを説明してきました. しかし, 一般に扱っているデータは
[0,1]で正規化されているわけではありませんから, つねにV-座標系で作図
するのは能率的なことではありません. そこで, ユーザーが実際に使っている
単位の座標系, ユーザー座標系(U-座標系)を導入し, U-座標系からV-座標系へ
の変換(正規化変換)を定義して, U-座標系で作図することを考えましょう.
また, 出力プリミティブのちょっと進んだ内容についても紹介しましょう.