トーンパターン番号には色の情報と,
パターンの情報が両方含まれており,
下位3桁がパターン番号, それより上位の桁は色を指定する.
色を指定しない (3桁の番号だけ指定) 場合は,
フォアグラウンド (色番号1) と解釈される.
パターン番号の最上位桁は, パターンの種類をあらわす.
0: | ドット |
1: | 横線 |
2: | 斜線 (右上がり) |
3: | 縦線 |
4: | 斜線 (左上がり) |
5: | 格子 (縦横) |
6: | 格子 (斜め) |
2桁めは, ドットの大きさや斜線の太さを0から5の間で指定する.
値が大きくなるにつれてドットは大きくなり斜線は太くなる.
最下位桁はドットや斜線の密度を0から5の間で指定する.
値が大きくなるにつれてドットや斜線の密度があがる.
ただし0のときは何も描かれない.
パターン番号として999を指定するとべたぬりとなる.
カラーの端末やカラーのプリンターでは, 色を指定したべた塗りによる塗りわ
けがしばしばおこなわれる. このプログラムをカラーがサポートされない環境
で実行しても, それなりな見わけがつくようにドットによる塗りわけとして表
現するようなオプションも用意されている.
これらの組合せ以外の整数値はパターンが定義されていない. トーンパターンテーブルについては 8.1.4- 8.1.10節を参照のこと.