2次元ベクトル場を描く.
CALL UGVECT(U,MU,V,MV,NX,NY)
U (R) ベクトルのX成分を与える MU NYの2次元配列. 作画にはNX NYの部分を使う. MU (I) 配列Uの第1次元整合寸法. V (R) ベクトルのY成分を与える MV NYの2次元配列. 作画にはNX NYの部分を使う. MV (I) 配列Vの第1次元整合寸法. NX (I) 作画に使う配列U, Vの第1次元寸法. NY (I) 作画に使う配列U, Vの第2次元寸法.
ユニットベクトルにつけるタイトルを設定する.
CALL UGSUT(CSIDE,CTTL)
CSIDE (C*1) タイトルをつける位置を指定する. 'X' (X方向のベクトル), 'Y' (Y方向のベクトル)が指定できる. CTTL (C*(*)) つけるタイトル.
UGPACKサブルーチンパッケージで使用する内部変数を参照/変更する. (UGpSTXは実行時オプションによる変更を許す.)
CALL UGpGET(CP,IPARA)
CALL UGpSET(CP,IPARA)
CALL UGpSTX(CP,IPARA)
CP (C*8) 内部変数の名前. IPARA (I,R,L) 内部変数の値.
以下にCPとして指定できる名前のリストを記す.
'INDEX' (I) ベクトルを描く線分のラインインデクス. および'LMISSP', 'LSMALL'が.TRUE.のときに 描くマーカーのラインインデクス(初期値は3 ) . [-1ex]0ex1ex} 'LNRMAL' (L) 内部的にスケーリングファクターを決めるかどうかを指 定する. .TRUE.のとき内部的に決める; .FALSE.のとき内部変数'XFACT1', 'YFACT1を 参照する(初期値は.TRUE.). [-1ex]0ex1ex} 'LEQRAT' (L) 内部的にスケーリングファクターを決めるとき ('LNRNAL'が.TRUE.のとき)X方向とY方向の スケーリン グファクターを同じにするかどうかを指定する. .TRUE.なら同じにする (初期値は.TRUE.) . [-1ex]0ex1ex} 'XFACT1' (R) 'LNRNAL'が.FALSE.のときに参照する X方向のスケーリングファクター(初期値は1.0) . [-1ex]0ex1ex} 'YFACT1' (R) 'LNRNAL'が.FALSE.のときに参照する Y方向のスケーリングファクター(初期値は1.0) . [-1ex]0ex1ex} 'XFACT2' (R) 実際に用いられるX方向のスケーリングファクター (初期値は不定). ユーザーが指定しても意味がない. [-1ex]0ex1ex} 'YFACT2' (R) 実際に用いられるY方向のスケーリングファクター (初期値は不定). ユーザーが指定しても意味がない. [-1ex]0ex1ex} 'LMSG' (L) グラフの下部マージンにスケーリングファクターなどの タイトルを書くかどうかを指定する. .TRUE.なら書く;.FALSE.なら書かない (初期値は.TRUE.). [-1ex]0ex1ex} 'ICENT' (I) ベクトルの始点を格子点に対してどこにとるか指定する . +1ならベクトルの終点が格子点と一致するように描く; 0ならベクトルの中点が格子点と一致するように描く; -1ならベクトルの始点が格子点と一致するように描く (初期値は0). [-1ex]0ex1ex} 'LMISSP' (L) 欠損値ベクトルのとき, その格子点にマーカーを描くかどうか (欠損値処理をおこなうかどうか)を指定する. .TRUE.なら描く;.FALSE.なら描かない (初期値は.FALSE.). [-1ex]0ex1ex} 'ITYPE1' (I) 欠損値処理をおこなうとき,その格子点に描くマーカー の マーカータイプ(初期値は5). [-1ex]0ex1ex} 'LSMALL' (L) ベクトルの大きさが内部変数'RSMALL'で決まる値以下の とき 欠損値処理と同じように, その格子点にマーカーを描くかどうか指定する. .TRUE.なら描く;.FALSE.なら描かない (初期値は.FALSE.). [-1ex]0ex1ex} 'RSMALL' (R) 内部変数'LSMALL'が参照するベクトルの大きさのしきい 値 (初期値は0.001). [-1ex]0ex1ex} 'ITYPE2' (I) 内部変数'LSMALL'が.TRUE.のとき, その格子点に描くマーカーのマーカータイプ(初期値は 1). [-1ex]0ex1ex} 'RSIZEM' (R) 'LMISSP', 'LSMALL'が.TRUE.のときに描く マーカーのマーカーサイズ(初期値は0.01) . [-1ex]0ex1ex} 'RSIZET' (R) グラフの下部マージンに書くタイトルの文字高 (単位はV座標系;初期値は不定). この内部変数が不定のとき UZpGET/UZpSETの管理する 内部変数'RSIZEL1'を 参照する( [here] 節参照). [-1ex]0ex1ex} 'XTTL' (R) グラフの下部マージンに書くタイトルの位置を決める内 部変数. -1から+1までの実数値をとりうる. -1のとき左よせ,0のときセンタリング,+1のとき右よ せする (初期値は0). [-1ex]0ex1ex} 'LUNIT' (L) ユニットベクトルを描くかどうかを指定する. .TRUE.なら描く; .FALSE.なら描かない (初期値は.FALSE.). [-1ex]0ex1ex} 'LUMSG' (L) ユニットベクトルを描くときグラフの下部マージンに ユニットベクトルの単位を書くかどうかを指定する. .TRUE.なら書く;.FALSE.なら書かない (初期値は.TRUE.). [-1ex]0ex1ex} 'VXULOC' (R) ユニットベクトルの始点のX座標(単位はV座標系;初期 値は不定). [-1ex]0ex1ex} 'VYULOC' (R) ユニットベクトルの始点のY座標(単位はV座標系;初期 値は不定). [-1ex]0ex1ex} 'VXUOFF' (R) 'VXULOC', 'VYULOC'が陽に指定されていないとき, ユニットベクトルをビューポートの右下隅からX方向に どれだけ離すかを 与えるオフセット値(単位はV座標系;初期値は0.02) . [-1ex]0ex1ex} 'VYUOFF' (R) 'VXULOC', 'VYULOC'が陽に指定されていないとき, ユニットベクトルをビューポートの右下隅からY方向に どれだけ離すかを 与えるオフセット値(単位はV座標系;初期値は0.0) . [-1ex]0ex1ex} 'UXUNIT' (R) X方向のユニットベクトルの長さ(単位は次元量;初期値 は不定). [-1ex]0ex1ex} 'UYUNIT' (R) Y方向のユニットベクトルの長さ(単位は次元量;初期値 は不定). [-1ex]0ex1ex} 'VXUNIT' (R) X方向のユニットベクトルの長さ(単位はV座標系;初期 値は0.05). [-1ex]0ex1ex} 'VYUNIT' (R) Y方向のユニットベクトルの長さ(単位はV座標系;初期 値は0.05). [-1ex]0ex1ex} 'IUNTTL' (I) 設定されている,ユニットベクトルにつけるタイトルの 数. ユーザーは値を設定してはいけない. [-1ex]0ex1ex} 'RSIZEUT' (R) ユニットベクトルにつけるタイトルの文字高(単位はV 座標系;初期値は不定). この内部変数が不定のとき UZpGET/UZpSETの管理する内部変数 'RSIZEL1'を参照する([here] 節参照). [-1ex]0ex1ex} 'IUINDX' (I) ユニットベクトルにつけるタイトルのラインインデクス (初期値は3). [-1ex]0ex1ex} 'IUTXRO' (I) X方向のユニットベクトルにつけるタイトルの回転角 (単位は度;初期値は0). [-1ex]0ex1ex} 'IUTYRO' (I) Y方向のユニットベクトルにつけるタイトルの回転角 (単位は度;初期値は90) . タイトルの長さが1のときに限って'IUTYRO'は90以外の 値を とることが許される. [-1ex]0ex1ex} 'IUNDEF' (I) 値が不定であることを示す内部変数 (初期値は-999) . [-1ex]0ex1ex}
UGPQNP(NCP) 内部変数の総数NCPを求める. UGPQID(CP,IDX) 内部変数CPの位置IDXを求める. UGPQCP(IDX,CP) IDXの位置にある内部変数の名前CPを参照する. UGPQVL(IDX,IPARA) IDXの位置にある内部変数の値IPARAを参照する. UGPSVL(IDX,IPARA) IDXの位置にある内部変数の値IPARAを変更する.
このパッケージにはこのほかに以下の下位ルーチン・関数がある. ここではその名前をあげるにとどめる.
UGVXVY UGUNIT UGDUT
NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov> Last Modified: Thu Aug 31 13:08:38 EDT 1995