サブルーチンの説明

UWSGXA/UWSGYA

  1. 機能
    格子点配列の格子点座標を各座標値で設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UWSGXA(XP,NX)
    CALL UWSGYA(YP,NY)
  3. パラメーターの説明
                                                                
      XP   (R)   長さNXの配列.                                 
                 X座標をU座標系の値で指定する.                 
                                                                
      YP   (R)   長さNYの配列.                                 
                 Y座標をU座標系の値で指定する.                 
                                                                
      NX   (I)   配列XPの長さ.                                 
                                                                
      NY   (I)   配列YPの長さ.                                 
                                                                
    
  4. 備考
    1. このサブルーチンを呼ぶとUWQGXZ/UWQGYZの参照する値が .TRUE.になる.
    2. 作業用配列の大きさの制約からNX, NYは400以下でなければならない. また,NX, NYは2以上でなければならない.
    3. 現在設定されている格子点の座標値は
      CALL UWQGXA(XP,NX)
      CALL UWQGYA(YP,NY)
      によって参照できる.

UWSGXB/UWSGYB

  1. 機能
    格子点配列の格子点座標を 最小値と最大値および格子点数で設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UWSGXB(UXMIN,UXMAX,NX)
    CALL UWSGYB(UYMIN,UYMAX,NY)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      UXMIN,         (R)   U座標系におけるX座標の最小値と最大値.           
      UXMAX                                                                 
                                                                            
      UYMIN,         (R)   U座標系におけるY座標の最小値と最大値.           
      UYMAX                                                                 
                                                                            
      NX             (I)   X方向の格子点数.つまりUXMINからUXMAXまでを      
                           NX-1等分するような格子点座標を設定する.         
                                                                            
      NY             (I)   Y方向の格子点数.つまりUYMINからUYMAXまでを      
                           NY-1等分するような格子点座標を設定する.         
                                                                            
    
  4. 備考
    1. このサブルーチンを呼ぶとUWQGXZ/UWQGYZの参照する値が .TRUE.になる.
    2. UWSGXA/UWSGYAとは違って, 作業配列を用いないのでNX, NYに制限はない. ただし,NX, NYは2以上でなければならない.
    3. 現在設定されている格子点座標の最小値と最大値および格子点数は
      CALL UWQGXB(UXMIN,UXMAX,NX)
      CALL UWQGYB(UYMIN,UYMAX,NY)
      によって参照できる.

UWQGXZ/UWQGYZ

  1. 機能
    格子点が定義されているかどうかを調べる.
  2. 呼び出し方法
    CALL UWQGXZ(LSETX)
    CALL UWQGYZ(LSETY)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      LSETX,         (L)   格子点が定義されているかどうかを調べる           
      LSETY                論理変数.定義されていれば.TRUE.,                
                           定義されていなければ .FALSE.が返される.         
                                                                            
    
  4. 備考
    1. 現在設定されている格子点を無効にするには
      CALL UWSGXZ(.FALSE.)
      CALL UWSGYZ(.FALSE.)
      としてやれば,格子点は定義されていない状態になったとみなされる.

RUWGX/RUWGY

  1. 機能
    格子点の座標値を返す.
  2. 呼び出し方法
    RUWGX(IX)
    RUWGY(IY)
  3. パラメーターの説明
                                                      
      IX, IY         (I)   格子点の番号.             
                                                      
      RUWGX,         (R)   格子点のU座標系の座標値.  
      RUWGY                                           
                                                      
    
  4. 備考
    1. この関数はUWSGXA/UWSGYA, UWSGXB/UWSGYB のどちらの方法で格子点の設定をした場合でも, 同様に使用できる.

IUWGX/IUWGY

  1. 機能
    座標値に最も近い格子番号を返す.
  2. 呼び出し方法
    IUWGX(UX)
    IUWGY(UY)
  3. パラメーターの説明
                                         
      UX, UY         (R)   座標値.      
                                         
      IUWGX,         (I)   格子点番号.  
      IUWGY                              
                                         
    
  4. 備考
    1. これらの関数を使う前にUWIGXI/UWIGYI を呼んで 初期化する必要がある.
    2. この関数はUWSGXA/UWSGYA, UWSGXB/UWSGYB のどちらの方法で格子点の設定をした場合でも, 同様に使用できる.

UWQGXI/UWQGYI

  1. 機能
    与えられた座標値よりも小さい最大の格子点番号を返す. 次のグリッドとの間の位置も返す.
  2. 呼び出し方法
    CALL UWQGXI(UX,IUX,FRACX)
    CALL UWQGYI(UY,IUY,FRACY)
  3. パラメータの説明
                                                                            
      UX, UY         (R)   座標値.                                         
                                                                            
      IUX, IUY       (I)   格子点番号.                                     
                                                                            
      FRACX,         (R)   次の格子点との間での位置. FRACX/FRACY=0 の時    
      FRACY                UX/UY は格子点上, FRACX/FRACY=1 の時 UX/UY      
                           は次の格子点上にある.                           
                                                                            
    
  4. 備考
    1. これらの関数を使う前にUWIGXI/UWIGYI を呼んで 初期化する必要がある.
    2. この関数はUWSGXA/UWSGYA, UWSGXB/UWSGYB のどちらの方法で格子点の設定をした場合でも, 同様に使用できる.

UWDFLT

  1. 機能
    グリッドの設定がされていない時に,等間隔グリッドを設定する.
  2. 呼び出し方法
    CALL UWDFLT(NX,NY)
  3. パラメータの説明
                                   
      NX,      (I)   グリッド数.  
      NY                           
                                   
    
  4. 備考
    1. なし.


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地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:09:47 EDT 1995