第2.1節などで見たように, USGRPH ルーチンを使うと,
容易に折れ線グラフが描けます. しかし, 座標軸にタイトルや単位をつけてお
かないと, 後で何のグラフだったのかわからなくなってしまいます. 次の
USPAC1 のプログラム例のように, USSTTL を使えば, 座標軸のタ
イトルや単位を簡単に描くことができます. 4つの引数は, 順に, x 座標の
タイトル, 単位, y 座標のタイトル, 単位, です. これらを付けたくない時
には, 1文字以上の空白文字を指定します.
なお, これらのタイトルや単位は GRFRM, GRFIG により初期化さ れます. 同じタイトルで沢山の図を描きたい時には USISET で内部変数 'IRESET' を0にしておけば, タイトルの設定は1度で済みます.
PROGRAM USPAC1 PARAMETER( NMAX=50 ) REAL X(0:NMAX), Y(0:NMAX) R = 3.7 X(0) = 1950. Y(0) = 0.5 DO 10 N=0,NMAX-1 X(N+1) = X(N) + 1. Y(N+1) = R*Y(N)*(1.-Y(N)) 10 CONTINUE WRITE(*,*) ' WORKSTATION ID (I) ? ;' CALL SGPWSN READ (*,*) IWS CALL GROPN( IWS ) CALL GRFRM CALL USSTTL( 'TIME', 'YEAR', 'HEAT FLUX', 'W/m|2"' ) CALL USGRPH( NMAX+1, X, Y ) CALL GRCLS ENDPROGRAM USPAC1