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2006/08/29 の GCM セミナーのメモ書き
数値モデルプログラムの各モジュールのインターフェースについて
現状
dcpam と deepconv/arare で, インターフェースはかなり異なる.
- dcpam: 変化率を返すサブルーチンで計算
- arare: 穴埋めされた予報変数値を返す関数で計算
関数を用いて計算した場合の問題
関数内で入出力を行う場合には, たたりがあるかもしれない. たとえば関数内で WRITE 文が存在し,
write(*,*) xza_FillNegative_xza( xza_MixRtAl )
というやるとエラーになる.
- 関数の返り値として何を返すかが問題
- 変化率を返すのか, 修正された変数値を返すのか.
- 修正された変数値を返す場合
- メリット: 負の量の穴埋めを行う場合には, 確実に穴埋めすることができる
- デメリット: 修正量を出力したい場合には, 修正前の値を別途保存しておかなくてはならない
今後の方針
まずは関係者が顔をつきあわせて dcpam と arare で同様の処理を行うモジュー ルのインターフェースを見比べ, 今後の作戦を検討する.
- 日程: 9/22 (金) 10:00 - 16:00 を予定