DCPAM 作業ミーティング記録 (2016/01/29)

参加者

  • 北大
    • 石渡, 荻原, 成田
  • 神戸大
    • 高橋(芳)

荻原からの報告

  • 観測された地形を与えた場合の DCPAM 計算で得られる ダストデビルによるダスト巻き上げダストフラックスと 水平風の分布との関係を見ている.

    大気最下層水平風の分布がどのようにして決まっているか という記述をしたい.

    地表風を時間平均値と時間変動成分などに分解してみた. 10 日の時間平均と, そこからの偏差の図を作ってみた.

    大気最下層の水平風ベクトルの 10 日平均からのズレを見てみた. 斜面に沿った風の成分が少し目だって見えるように なったと思われる.

    次は, 絶対値が最大となるタイミングがローカルタイムのいつか であるかを確認してみる. 斜面風である, あるいは斜面風でないことを示す図を 作ることを試みる.

  • ダストデビル巻き上げフラックスに関して考察を するために, LES に関する論文を読んでみた. 平均風とダストデビルの活動度の関係を議論した Ohno and Takemi (2010) を読んだ. 彼等の結果をごく大雑把にまとめると, 以下の通り.
    • 一般風が 0 よりも少しあった方がダストデビルの活動度は大きい.
    • しかし, 一般風が強くなるとダストデビルの活動度は下がる.

次回日程

  • 次回日程については調整中

    2016 年 02 月 ?? 日 (??) ??:?? TV 会議 (dcmodel meeting の部屋) にて