描画プログラム・スクリプト
まえがき
以下では, 描画方法が一通り説明されていますが, エラーなく終了するかどうかの確認までできていません. ごめんなさい.
準備
プログラム, スクリプト
下の二つのファイルを用います.
- <URL:http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/related-program/util_s2p-2015-08-28.tgz>
- sigma 面から p 面に変換する Fortran プログラム
- Fortran コンパイラ, netcdf が必要
- <URL:draw8.04-2016-06-13-pub.tgz>
- 描画スクリプト
- GPhys が必要
- (pdf ファイルにするには TeX が必要)
使用する DCPAM 出力変数
描画スクリプトでは DCPAM から出力される下の変数を使用します.
- SurfTemp, PRCP, SurfSnow, SoilMoist, OLRA, OSRA, SLRA, SSRA, SLURA, SLDRA, SSURA, SSDRA, EvapU, SensA, SurfH2OVapFluxU, Temp, U, V, QH2OVap, QH2OLiq, QH2OSol, DTempDtRadS, DTempDtRadL
関連データ
比較のために描画する NCEP, ECMWF の再解析データ, および GPCP, NOAA Interpolated Outgoing Longwave Radiation のデータ (netcdf 形式) を 準備する必要があります. データファイルは, tgz ファイルを展開した後にできたディレクトリの中にそれぞれ data/NCEP, data/ECMWF, data/GPCP, data/NOAA_Int_OLR というディレクトリ内に置いてください.
NCEP のデータは, <URL:http://www.esrl.noaa.gov/psd/data/reanalysis/reanalysis.shtml> から以下のファイルをダウンロードして data/NCEP ディレクトリ内に置いてください.
- skt.sfc.mon.mean.nc
- prate.sfc.mon.mean.nc
- nlwrs.sfc.mon.mean.nc
- nswrs.sfc.mon.mean.nc
- ulwrf.sfc.mon.mean.nc
- dswrf.sfc.mon.mean.nc
- uswrf.sfc.mon.mean.nc
- dlwrf.sfc.mon.mean.nc
- ulwrf.ntat.mon.mean.nc
- dswrf.ntat.mon.mean.nc
- uswrf.ntat.mon.mean.nc
ECMWF のデータは, <URL:http://database.rish.kyoto-u.ac.jp/arch/era40/> から以下のファイルをダウンロードして data/ECMWF ディレクトリ内に置いてください (ダウンロードにはユーザ登録が必要です).
- cp.nc
- lsp.nc
- ttr.nc
- tsr.nc
GPCP のデータは, <URL:http://www.esrl.noaa.gov/psd/data/gridded/data.gpcp.html> から以下のファイルをダウンロードして data/GPCP ディレクトリ内に置いてください.
NOAA Interpolated Outgoing Longwave Radiation のデータは, <URL:http://www.esrl.noaa.gov/psd/data/gridded/data.interp_OLR.html> から以下のファイルをダウンロードして data/NOAA_Int_OLR ディレクトリ内に置いてください.
使い方
概要
- まず, util_s2p-2015-08-28 のプログラムで, sigma 面から p 面に変換.
- 最後に, draw8.04-2016-06-13-pub で描画.
util_s2p-2015-08-28
以下の, tar による展開は, dcpam 計算結果の *.nc ファイルのあるディレクトリに おいて行うことが想定されています.
% tar zxvf util_s2p-2015-08-28.tgz % cd util_s2p-2015-08-28 適当に Makefile を編集 (Fortran コンパイラと netcdf が必要) % make % mkdir out (結果のファイルの格納ディレクトリ) % cp s2p_Earth.nml s2p.nml (設定ファイルをコピー) % ./s2p_ncf % cd util_calcrh-2015-11-10 (比湿計算作業ディレクトリに移動) 適当に Makefile を編集 (Fortran コンパイラと netcdf が必要) % make % ./calcrh (比湿を計算. 計算結果は ../out ディレクトリに入る.)
util_s2p-2015-08-28/out の下に *.nc ファイルができます.
なお, util_s2p-2015-08-28 内のプログラムの使い方の詳細は, util_s2p-2015-08-28/README.rd を参照してください.
draw8.04-2016-06-13-pub
以下の, tar による展開は, dcpam 計算結果の *.nc ファイルのあるディレクトリに おいて行うことが想定されています.
また, 上に説明したように, 比較用のデータ置いてください.
% tar zxvf draw8.04-2016-06-13-pub.tgz % cd draw8.04-2016-06-13-pub % ruby draw_ctl.rb (作図) % cd texdir (TeX 作業ディレクトリへ移動) % make (TeX コンパイル)
main.pdf ができます.