DCRTM ゼミメモ (2008/08/28)
参加者
- 徳永, 小高, 石渡
目標
- 最終目標
- 徳永: 大気循環モデルに組み込み可能な木星大気放射モデルの構築.
- 齊藤: 初期地球大気の温度構造計算ための大気放射モデルの構築.
- 当面の目標
- 徳永: Appleby and Hogan (1984) で用いられている計算方法を理解する.
- 齊藤: Nakajima et al (1992) の再計算ができるようになる.
次回日程
- 09/04 (木) 10:00 -- 12:00
メモ
- 徳永
- Borysow (2002) の図 1 の再現にむけて
- プログラムを入手したが, 実行すると計算結果が NaN になる
- g95 でコンパイルしたのがいけなかった
- frt または ifort でコンパイルしたら出来た
- 4 つのプログラムの結果の和が図 1 になっているようだ
- プログラムを入手したが, 実行すると計算結果が NaN になる
- Trafton(1967) の計算
- B_nu の計算のパラメータは Trafton(1965) の Appendix G にある
- Borysow (2002) の図 1 の再現にむけて
- 齊藤
- Nakajima et al. (1992) の図を再現すべく計算中
- 全層の光学的厚さを再計算し, 計算結果を確かめる
- 圏界面が格子点の中間にあるときに, 温度構造におかしな値が混じる
- 自分の作ったアルゴリズムが理解できていない
- Nakajima et al. (1992) の図を再現すべく計算中
宿題
- 徳永 (継続)
- A. Borysow 氏にメールを送る
- Trafton の計算方法を日本語でまとめる
- Trafton (1967) の図1, 図2 を再現する(中断)
- とりあえず A 係数と b 係数の図を書く
- Borysow (2002) の図1 を描く
- できた絵は dennou.org の dcrtm 領域に置く
- dcmodel-thum を使う
- 放射フラックスを計算するのに必要なパラメータをリストアップ
- 吸収係数の計算は Borysow のものを用いる
- H2-He 大気の放射伝達計算ができるようになってから, その他の成分について
も考慮する.
- CH4 の吸収: Wallace et al. (1974)
- C2H6, C2H2: Cess and Chen (1975) (ローレンツ線形のパラメータ)
- 齊藤
- 計算プログラムを完成させる
- 計算方法を改善する
- 卒論のまとめを仕上げる
- これまで作成した図も含め, 図は新規に作成しなおす