DCRTM ゼミメモ (2009/12/07)

参加者

  • 倉本, 石渡, 齊藤, 徳永, 高橋, 山田

目標

  • 最終目標
    • 徳永: 大気循環モデルに組み込み可能な木星大気放射モデルの構築.
    • 齊藤: 初期地球大気の温度構造計算ための大気放射モデルの構築.
    • 高橋: 系外惑星のスペクトルモデルの構築, Hot Jupiter.
    • 山田: 地球型系外惑星の表層環境の解明, Super Earth.
  • 当面の目標
    • 徳永: H2-He 大気の赤外放射伝達を計算するプログラムの作成.
    • 齊藤: 原始地球の大気の温度構造を計算するモデル作成
    • 高橋, 山田: 卒業研究のまとめ

次回日程

  • 12/14 (月) 10:00 -- 12:00
  • 場所: 研究サロン

メモ

  • 徳永
    • 純粋な水素大気での放射平衡解を求めた
      • 温度構造が平衡に達するまで計算
  • 齊藤
    • モデルの簡潔化を検討
      • デバック作業
  • 高橋
  • 山田

宿題

  • 徳永 (継続)
    • 水素大気での惑星放射とスペクトルを計算
    • CH4 による太陽放射吸収と惑星放射吸収を考慮した計算をする
    • H2-He 大気の赤外放射伝達を計算するプログラムの作成
      • 対流平衡をモデルに採り入れる.
        • 下端の境界条件の設定, 温度を固定する.
      • Step1: 光学的厚さの計算
        • 温度, 圧力を与えて光学的厚さを計算する
        • 仮定する大気構造は, 等温, 断熱, 観測を模した分布の 3 ケース
      • Step2: 放射フラックスの鉛直分布を計算
        • 仮定する大気構造は Step1 と同様
      • Step3: 加熱率分布の計算
        • 仮定する大気構造は Step1 と同様
      • Step4: 大気構造の計算
        • 放射平衡時の大気構造を時間発展問題として計算する
      • H2-He 以外の成分についてはおいおい考慮する.
      • CH4 の吸収: Wallace et al. (1974)
      • C2H6, C2H2: Cess and Chen (1975) (ローレンツ線形のパラメータ)
  • 齊藤
    • モデルの簡潔化を検討
      • 似たような subroutine を一元化