放射MTGメモ(2013/04/02)
参加者
- 倉本圭、はしもとじょーじ、高橋康人、三上峻、大西将徳
吸収係数の計算(大西)
- line-by-line 放射計算プログラムの検証作業
- フラックス計算結果の比較(とあるコードと大西コードで US Standard AtmosphereのOLRを計算)
- 大西コード: 310 W/m2
- とあるコード: 260 W/m2
- 光学的厚さ計算結果の比較(LBLRTMと大西コードで US Standard Atmosphere の光学的厚さを計算)
- 連続吸収を除いた光学的厚さは,大西コードで計算するとLBLRTMで計算されるものよりも小さい(光学的に薄い)
- 2600[cm-1]の波数で、大気最下層のレイヤーの光学的厚さ(線吸収のみ)
- 大西コード: 1.3493E-004
- LBLRTM: 7.26036727428436279E-003
- この波長での連続吸収分の光学的厚さ
- 大西コード: 0.005958
- LBLRTM: 0.003942145
- 2600[cm-1]の波数で、大気最下層のレイヤーの光学的厚さ(線吸収のみ)
- 連続吸収を除いた光学的厚さは,大西コードで計算するとLBLRTMで計算されるものよりも小さい(光学的に薄い)
- 吸収係数の計算結果は高橋康人さんのコートと整合的だったので、おそらく物質量の計算にバグがある
- フラックス計算結果の比較(とあるコードと大西コードで US Standard AtmosphereのOLRを計算)
- 散乱過程の導入
- dcpamの二流近似モデルを導入する
- lpsc 報告
- 今年度の目標
- 地球大気: k-分布法で計算できるようにする
- 濃い大気(火星などCO2, H2O richな大気): 連続吸収、k-分布法による計算
- 連続吸収をどう扱うか: 線吸収のfar-wingをもとに計算する方針
- To Do
- 物質量の計算バグを修正する
- 散乱過程の導入
木星大気の計算(高橋康)
- 太陽放射の導入について
- LPSCでも、対流圏界面の位置の決定において太陽放射を扱っていないことにコメントあり
- 現状モデルより、短い波長、粒を扱えるようにする必要あり?
- まずはガスだけで(現状のモデルの範囲で)、太陽放射を扱えるようにする
タイタン大気の計算(三上)
- モデルのパラメタを、圏界面圧力から圏界面高度に変更
次回の日程
- 2013/04/08(月) 9:00-
- 今年度は月曜 9:00-を定例とする予定