[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- line-by-line Nakajima et al. のテスト計算
- 計算アルゴリズム
- 対流圏は湿潤断熱減率により温度を決定
- 成層圏は温度一定を仮定
- 成層圏のnet flux が 0 となるように対流圏界面を決める
- H2O 大気、地表面温度 300[K] の条件で、対流圏界面を変化させて(50 - 3000 [Pa])、Flux の計算を行った
- 対流圏界面を変化させても、成層圏でのnet flux が 0 となるような対流圏界面高度を得ることはできなかった
- 成層圏でnet flux=0 となる圏界面高度を得られなかったのは、今回の計算範囲外(50 [Pa] 以下)に対流圏界面があった可能性がある
- 濱野さんからのコメント
- 地表が高温の水蒸気大気を条件とした計算では、圏界面の位置は 250 [K] 付近にあると仮定して計算している研究が多い
- 例えば, Kopparapu+2013: 200[K], Goldblatt+2013: 215[K]
- 濱野さんの計算条件は、地表温度: 800[K] 以上、地表大気圧: 数十bar 以上、対流圏界面温度: 150[K]
- 地表面温度 280 [K] から2000 [K] まで同様の計算しているGoldblatt et al., 2013 も圏界面の位置を決めて計算している
- 圏界面の位置をもっと上空に移動させて Flux の計算を試してみる
- 地表温度を高くして(濱野さんの計算条件のように), 他の研究結果と比較してみる
- mtg 資料
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2013/11/11, Since: 2013/11/11