[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭、石渡正樹、はしもとじょーじ、高橋芳幸、高橋康人、齊藤大晶、三上峻、大西将徳
- line-by-line Nakajima et al. のテスト計算
- テスト計算アルゴリズムと計算条件
- H2O のみの大気 (線吸収HITEMP2010 + 連続吸収MT_CKD)
- 対流圏は湿潤断熱減率により温度を決定
- 成層圏は温度一定を仮定
- 対流圏界面の位置を変えて Flux を計算
- 赤外領域のみ(〜3000[cm-1]), 波数分解能: 0.01[cm-1]
- 圏界面高度: 1000 - 0.06 [Pa] の間で 18 のテスト計算
- 計算結果
- 圏界面高度が上昇するほど、大気上端での net flux は小さくなる
- 圏界面が 10 [Pa] より高くなると、net flux の鉛直プロファイルはほぼ一致し、上端での net flux は 266[W/m2]
- 同様の計算を行った Goldblatt et al., 2013 の場合、大気上端での外向きフラックスはおよそ 270 [W/m2](地表面温度 300 [K])
- 大気層からのflux divergence は圏界面高度を高くしていっても正のまま
- 水蒸気大気の対流圏界面はかなり高い高度に現れるはず
- 対流圏界面を作らずに、上空まで飽和蒸気圧曲線を仮定して flux の計算をしてみてはどうか
- 圏界面高度を、今回の計算よりもさらに高い位置に仮定して計算してみてはどうか
- mtg 資料
- 惑星科学会での発表内容の確認
- 円盤ガスの温度の違いによるタイタン、ガニメデ大気の有無の議論
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2013/11/18, Since: 2013/11/18