放射MTGメモ(2014/07/07)
参加者
- 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋芳幸, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
k-分布放射計算プログラムの開発(大西)
- k-分布による放射計算プログラムの開発
- k-分布法の定式化の検討
- k-分布法の吸収係数パラメタは, どの程度の光学的厚さでパラメタを決めるかによる.
- 散乱を含む放射伝達と, k-分布法との関係を確認する.
- line-by-line 計算による Flux をよく説明するように, 吸収係数と区分の切り方 (区分の数は与える) を決める.
- 地球計算では, US standard の 6 profiles を良く再現するように吸収係数を決める.
- k-分布法の定式化の検討
- 大気は上から冷える問題
- 大気のプロファイル: mid-latitude summer, H2O, CO2, O3
- 光学データ: HITRAN2008, MT_CKD
- 波数: 0-3000 [cm-1], 波数分解能: 0.01 [cm-1]
- 高度ごとの上向きフラックスのスペクトルを見ると, 800 - 1200 [cm-1] では, 地表から, 0 - 600 [cm-1] では, 高度 5, 6 km から上空にフラックスが抜けているように見える.
- どの高度から放射が抜けているかを見るためには, Flux divergence を計算してみればよい
- 気象学会投稿完了
- 惑星科学会への投稿
- 発表申込み締切: 7/14(月) 16:00
- 発表原稿締切: 8/22
- mtg 資料
木星大気の計算(高橋康)
- 放射プログラムの開発
- dcpam 放射プログラムを導入したコードのテスト計算
- SSA = 0 or 0.5, AF = 0 or 0.5
- dcpam 放射プログラムを導入したコードのテスト計算
- 各種光学パラメタの導入
- 気体のレイリー散乱
- H2, He 散乱断面積: Iwrin による
- 雲粒のミー散乱
- NH3, NH4SH, H2O 雲
- 複素屈折率: 先行研究から
- 粒径: 杉山計算から
- 観測から持ってくるのが良いのではないか.
- QSCA, QEXT, PF: はしもとじょーじさんのプログラムから
- 光田さん D 論内の記述について.
- 式 (C80) の tau_ice は, "二酸化炭素雲による散乱" による光学的厚さ, と読めるが, 二酸化炭素雲による消散とするのが正しいだろう.
- 光田さん D 論のリンクを, はしもとじょーじさんに(高橋康)
- NH3, NH4SH, H2O 雲
- 気体のレイリー散乱
次回の日程
- 7/14 (月) 9:00-