放射MTGメモ(2017/09/25)
参加者
- 倉本圭, 高橋芳幸, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- 博論での議論
- 大気構造の局所性・不定性が大気放射場に与える影響
- 数値実験の方針は?
- パラメータ毎:ガス, 温度, 雲, 着色物質, 成層圏ヘイズ
- 大気モデル毎:赤道, 低緯度, 中緯度, 高緯度, zone, belt etc
- 数値実験の方針は?
- エネルギー収支
- 幾何アルベドスペクトルとボンドアルベド
- エネルギー収支図の改訂
- 対流
- 放射と対流のイタレーションの必要性
- 雲対流間欠周期の見積もり
- 大気構造の局所性・不定性が大気放射場に与える影響
- コメント
- 数値実験の方針
- これまでの方針
- 雲・着色物質をパラメータとして観測スペクトルとフィッティングし、基本モデルを決める
- 基本モデルにおける放射場の成り立ちから、重要なパラメータを抽出する
- それらのパラメータについて、観測で制約されている範囲内でパラメータスタディをおこない、放射場の挙動について議論する
- これだとパラメータスタディの目的が不明瞭で「とりあえずやってみた」になりかねない
- 今後の方針
- 重要パラメータの感度実験を経たうえで、改めて観測スペクトルとのフィッティングを行う
- 温度・NH3分布など熱放射が中心になる?
- 基準モデル以外で観測スペクトルを満たす大気モデルを構築し、それぞれの場合での大気放射場について議論する
- 全球平均的な観測スペクトルを拘束条件として、それと矛盾しない範囲でどんな大気放射場が存在しうるかを議論する
- 重要パラメータの感度実験を経たうえで、改めて観測スペクトルとのフィッティングを行う
- 局所性の議論ではなく、あくまで全球平均モデルとしての不定性に関する議論になるように
- 局所性の議論をやるならばこれとは別にやる
- これまでの方針
- 対流への示唆
- 放射と対流を解かなければならないというネガティブセンスな示唆ではなく、この放射モデルの結果から対流に対してどのような示唆が出来るのかを中心に記述する
- 数値実験の方針
- mtg 資料
次回の日程
- 2017/10/??(??) ??:00-