%表題 地球流体電脳倶楽部心得 To.Dvlop -*-text-*- % %履歴 92/09/01 林祥介 地球流体電脳倶楽部規約 % 93/07/12 林祥介 地球流体電脳倶楽部規約より改定 % 95/06/05 林祥介 改定 地球流体電脳倶楽部資源提供者(著者・製作者)へ 1995 年 6 月 5 日 1 地球流体電脳倶楽部の目的 To.Users ファイル内の「地球流体電脳倶楽部の目的」を参照のこと. 2 地球流体電脳倶楽部の構成 To.Users ファイル内の「地球流体電脳倶楽部の構成」を参照のこと. 3 地球流体電脳倶楽部メールグループ To.Users ファイル内の「地球流体電脳倶楽部メールグループ」を参照のこと. 4. 地球流体電脳倶楽部資源の管理 地球流体電脳倶楽部資源は倶楽部の活動に参加してくれる様々な人々からの寄 与によって構成されている. が, 資源の編集方針は地球流体電脳倶楽部管理グ ループによって定められる. これは資源を一つのまとまりのある製品にしてお きたいということから必要となるものである. (最終的な)編集権限が管理グループにある, という方針では, すべての倶楽部 参加者の要求を満足することはもちろんできない. また, 管理グループの独断 先行ではその見識不足により資源がゆがんだ製品になってしまうこともありう る. したがって, そのような事態に陥ることを防ぐべく, 管理グループ外から の批判, 提案, etc., は大いに歓迎される. 主義主張のぶつかりあい, 新しい 技術の導入が積極的に行なわれていく健全な状況においては, 管理グループの 機能の実態は交通整理的なものになることが期待されている. 5. 地球流体電脳倶楽部資源に関する権利義務: 資源提供者に対して 地球流体電脳倶楽部資源に関する地球流体電脳倶楽部の基本的なポリシー, そ して, 利用者と地球流体電脳倶楽部ならびに個別資源提供者との間での権利義 務関係については, To.Users ファイル内の「地球流体電脳倶楽部資源に関す る権利義務」を参照していただきたい. 個別の資源提供者は地球流体電脳倶楽 部の基本的なポリシーにしたがって, その著作権が制限されることを了解して いただきたい. 地球流体電脳倶楽部資源は, 有志が集め擦り合わせた電子化された基本ソフト ウェア集, そして, 願わくば辞書・データ集・ 教科書・論文集のようなもの となることを目指している. 電脳倶楽部管理グループはその版を維持し版権を 行使するものである. これに対しこれら資源の原作者, あるいはさまざまな 労働提供者はそれぞれの寄与に応じたクレジットを保有する. 電脳資源が, 論文雑誌や辞書, 教科書など, 通常の印刷物と違う点は, 電脳資 源がほとんど連続的に改定されるところにある. このことが資源の電子化の大 きなメリットの一つなわけであるが, そのために資源提供者にはその「著作権」 の大きな部分を譲渡していただくことになる. 電脳資源の版も, そして, 著者 も連続的に変わっていってしまうもの, そして, それが許されるものでなけれ ばならない. この点において編集者の権限に比べ著者の権限を制限せざるを得 ないのである. イメージとしては辞書や百科辞典を想定されるのが適当である と思われる. 著者が時間の関数であるような資源のクレジットをどのように発行すればよい のか, 版が連続的に変わるような資源の版権をどのように主張すればよいのか, 技術的問題は山積みではあるが, とりあえず, 適当な資源のまとまりに対して, そのトップディレクトリに CREDITS.tex というドキュメントファイルをつけ, 地球流体電脳倶楽部から資源提供者・労働提供者への謝辞という形でクレジッ トを書き記してお くことにする. CREDITS.tex があることにより, 資源提供者(元著作者)が当該資源のクレジッ トが保証されるので, 当該製品, 文章などなどをしかるべく整形し別途, 社会 で標準的に業績として認められる論文誌などに投稿したりすることは自由にで きる. しかしながらこの際には, 電脳倶楽部に資源を提供していることを忘れ ないようにしていただきたい. 場合によっては電脳倶楽部 and/or 資源提供個々 人がきちんと礼儀を取り交わす必要が発生することがある. 例えば, 電脳倶楽 部がその資源のクレジット先を当該論文に変更しなければならなかったり, 当 該資源の著者個人が当該雑誌編集部に対し, 資源はすでに電脳資源として公開 していると(したがって教育資源として自由にコピーされるベく版権が押えら れていることを承知させるベく)通知しなければならなかなったりする, とい うような手続きが存在する. なお, 原著者を含めあらゆる人が, 電脳管理グループの編集方針に異論がある 場合には, 同じ資源を利用して別のポリシーで自由にスタートすることが許容 されている. ただし, その場合においても, すでに電脳資源として公開してし まった資源は電脳倶楽部にも残ること, そしてそれが自由に使える/使われる ことは了承していただくものとする. なお, 無用な混乱を避けるため, 資源を 別途改変する場合にはファイル名, エントリー名はしかるべく変更してもらう よう要望されていることはいつもの通りである.