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deepconv/arare4 : 放射強制を与える高度を変更することによる差位の要約

はじめに

標準実験放射強制の高度を変更 との比較を行う.

比較

左図が 放射強制の高度を変更, 右図が 標準実験 である.



流れ場

鉛直風速. 高度 120 km 付近を境に流れ場が二分.



標準実験の鉛直風速. 高度 120 km 付近を境に流れ場が二分.



標準実験より, 放射強制を湿潤対流層全体に入れた計算の方が, 乾燥対流領域がベナール対流っぽい流れ場となる

水平風速.



標準実験の水平風速.



速度ベクトル



標準実験の速度ベクトル.



 

乱流拡散係数.



標準実験の乱流拡散係数



 


温位

温位の水平平均からのずれ.



温位の水平平均からのずれ.



温位の式の各成分の寄与. 120 km 付近では, 潜熱と移流と放射がつりあう. 潜熱による加熱が大きい



温位の式の各成分の寄与. 120 km 付近では, 潜熱と移流がつりあう



対流が穏やかな時期では, 正味で温位が下がる. 十分に不安定になると, 対流の激しい時期に遷移. 対流の激しい時期では温位が正味で上昇.



安定度

安定度. 赤は温度の寄与, 青は分子量の寄与. NH3 の凝結高度と NH4SH の生成高度に安定度のピークが見られる.



安定度. 赤は温度の寄与, 青は分子量の寄与. NH3 の凝結高度と NH4SH の生成高度に安定度のピークが見られる.





凝結成分気体の分布

凝結成分気体の混合比の水平平均. 破線は大気深部の気塊を持ち上げた際に実現する湿潤断熱的な混合比分布



凝結成分気体の混合比の水平平均. 破線は大気深部の気塊を持ち上げた際に実現する湿潤断熱的な混合比分布



標準実験よりも, 各凝結成分気体は大気深部まで輸送される

H2O 混合比.



H2O 混合比.



 

H2S 混合比.



H2S 混合比.



 

NH3 混合比.



NH3 混合比.





雨混合比

凝結成分(雲と雨)の水平・時間平均

凝結成分(雲と雨)の水平・時間平均

標準実験にくらべ, H2O 混合比のピーク値はおおよそ 2 倍

雨混合比の分布 H2O を赤, H2S を緑, NH3 を 青として, RGB 合成したもの.



雨混合比の分布 H2O を赤, H2S を緑, NH3 を 青として, RGB 合成したもの.



H2O の雨

H2O の雨

 
NH4SH の雨

NH4SH の雨

 
NH3 の雨

NH3 の雨

 
     

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