雑文いろいろ
はしもとじょーじ
Last Updated on 16 Feb., 2001.
- やっぱり競争は大事だ
(1月22日の文章では生協食堂が2つと書きましたが、これは間違いだったようです.新しい食堂は生協じゃなくって、どっか外の業者が入ってきてやってるんだそうです.ごめんなさい.いちおう、食堂を運営しているのが生協であってもそうでなくっても、言いたいことの中身自体は変わらないので1月22日の文章はこのまま残しておきます.それでもって、その後ろには最近のことについて文章を追加しました.)
(22 Jan. 2001)
去年の終わりころ、うちのキャンパスに2つ目の生協食堂がオープンしました.おかげで食の環境が少し改善しました ^_^
今までも、うちのキャンパスには生協食堂がありました.しかしそこは建物は古くって、食べ物も特にたいしたものではなかったので、評判はあまりよくありませんでした.キャンパスの外に出ればいくつか食堂はあるのですが、それらは遠いし、値段も生協食堂に比べると高くつきます.そういうわけで、仕方なくキャンパス内の生協食堂を使うという状態がこれまで続いていたのでした.
こういう状況で、新しい食堂がオープンしたので、もちろんみんな喜びます.新しい食堂は新しく造られた建物の中に入っているので、前の食堂とは比べものにならないくらい雰囲気がよかったりします.味の方は古い食堂とそれほど変わらないような気がしますが、値段も古い食堂とだいたい同じくらい.また場所も古い食堂より新しい食堂の方が便利なところだったりするので、当然のように人々は新しい食堂を利用するようになりました.この前、古い食堂の方へ行ってみましたが、以前と違って全然お客の数が減っていて、ダメっていうのがよくわかりました.
ところでこのすっかり利用者の減ってしまった古い食堂ですが、最近、値下げをしました.新しい食堂に流れた利用者を呼び戻そうというのが狙いなのでしょう.しかし利用者が減ったことに対して、すぐ値下げで対応した、というのはどういうことなのでしょうか? これは、今までは自分のところしか食堂がないのをいいことに暴利をむさぼっていた、ということなのではないでしょうか.普通の町中にある食堂なら独占的な立場を利用して暴利をむさぼるのも仕方がないかと思いますが、キャンパスのなかにある生協の食堂がそういうことをするのは全くもっておかしいことです.なんか頭にきますよね.
ちなみに値下げした古い食堂ですが、値下げの幅がそれほど大きくはなかったので、やっぱり利用者数はあんまり増えてないようです.どうせやるなら、もっと大幅に値下げして利用者がごっそり移動するくらいやればいいのに、と思います(そしたら応援するぞ).でもよく考えると、食堂はどっちも生協が運営してるんですよね.利用者にとっては2つ食堂があってお互いが競っているという状況にメリットがありますが、生協にとってはどういうメリットがあるのでしょうか? なんかいいことあるのかなぁ? それから従業員にとっては、自分のとこの食堂にお客を集めるということに、どういうメリットがあるんでしょうか? 給料が売り上げに連動するようになってるのかな?
それはともかく、これからはあんまりいいところのない古い食堂にも行くようにしようと思っています.場所がちょっと不便なのが難点ですが、古い食堂が閉鎖されちゃうと、新しい食堂が営業努力を忘れて悪い(高い、まずい etc)食堂になってしまうような気がするから.
(16 Feb. 2001)
この前、うちのセンターの人と話をしていたら、古い生協食堂を応援している人が自分の他にもいることが判明しました.やっぱり理由は、古い食堂がなくなっちゃうとよくないんじゃないか、ということだそうです.考えることは、けっこうみんな同じなんですね(その人は実際、古い食堂に食べに行くという形で応援を実践してるそうです).
それから味の問題.みんながみんな新しい食堂の方が古い食堂よりもおいしいと思ってるわけではないことも判明しました.というか、新しい食堂では異常に塩辛い汁物がでたりして、なんか変だよなぁ、と思うこともあります.やっぱり建物が新しくて雰囲気で騙されているのかもしれません.
実は今日、古い食堂の方に行ってきました.鍋定食(530円)というのがあって、それを食べたのですが、それはカセットコンロがでてきて自分でグツグツやりながら食べるというものでした.いままでのメニューにはなかったように思います.人があんまり来なくなって、余裕ができたのでこういうメニューが出るようになったのでしょうか.面白くていい企画です.味もよかったです.これからも応援しようという気になりました.