カーネルの再構築(WWW,Mail)
1.概要
quotaなどを有効にするため,カーネルを再構築する.
2.手順
2.1 パッケージのインストール
以下のパッケージをインストールする
- kernel-source-2.2.18pre21
- kernel-patch-2.2.18pre21-ide
- kernel-package
- bin86
- debmake
- gawk
- bzip2
2.2 ソースの展開
# cd /usr/src/
# tar xzfv kernel-source-2.2.18pre21.tar.gz
# ln -s kernel-source-2.2.18pre21 linux
2.3 UDMA66用のパッチを当てる
# cd linux
# /usr/src/kernel-patches/i386/2.2.18pre/apply/ide
2.4カーネルの設定
# make xconfig
を実行し,次の項を有効にする.
- Block devices
- Promise PDC20246/PDC20262 support
- special UDMA feature
- File systems
- Network device support
設定が終わったらSave and Exitを選択して終了.
カーネルパッケージの作成とインストール
# make-kpkg clean
# make-kpkg --revision 2001-03-11 kernel_image
リヴィジョンナンバー(2001-03-11)は適当につける.5分程度で
カーネルのパッケージが作成されるので次のようにしてインストールする.
インストール時に聞かれる質問への答えはデフォルトで良い.
# dpkg -i /usr/src/kernel-image-2.2.18pre21_2001-03-11_i386.deb
/etc/modules内の,起動時にインストールされるモジュール名を
コメントアウト(これらの機能はすでにカーネルに組み込まれている
ので,モジュールとしてインストールすることはできない).