2. はじめに: モデルの課題 その後の数多くの水惑星 GCM 実験 モデルの数値コードや物理過程の詳細が違うだけで, Hayashi and Sumi (1986), 観測のようにはならない 赤道上の降水量の経度-時間図 (左) NH1991a, Kuo スキーム, (中央) NH1991a, 対流調節, (右) H1998, 対流調節 多くの GCM が赤道域降水活動をよく再現できていない モデル相互比較プロジェクト で 15 種類の GCM を比較 (Slingo et al., 1996) 多くの GCM で MJO が観測より弱く, 進行速度速い 赤道域降水活動を説明する決定的な理論モデルがない 赤道域降水活動を説明する数多くの理論が存在する wave-CISK, WISHE, cloud-radiative interaction, frictional wave-CISK, 等など…