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RubyDCL
- To: dennou-ruby@xxxxxx
- Subject: RubyDCL
- From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxx>
- Date: Thu, 16 May 2002 21:48:10 +0900
- Cc: horinout@xxxxxx
堀之内です。
# 予告編です。
配列のサイズのチェックすらまともに出来てない AdvancedDCL に業を
煮やして、下層から根本的に手を入れることにしました。具体的には、
RubyDCL レベルで、
* 配列のサイズに関する引数を消す
* 配列のサイズのチェックをする(複数ある場合はその間のコンシス
テンシーもチェック)
とします。実際には、現状の RubyDCL の C プログラムはそのままにし
て、配列を引数とする関数だけ Ruby で書いたラッパーで置き換えます
(元の関数は名前を alias で変えて、ラッパーをその名前にする)。
ラッパーはスクリプト一発で自動生成です。実は、既に出来ていて、リ
リースを待つばかりです。そこで NArray-0.5.6 問題が出てきたのでち
と困りましたが、まあ、一応別個の問題ではあります。
さて、上記の変更により、勿論これまでの RubyDCL との互換性はなく
なります。配列サイズを表す引数がなくなりますので。しかし、これで
Segmentation Fault を最初から排除できるという大きなメリットがあ
りますし、何より、そのほうが使う側は絶対気持いいです。
既に全デモプログラムを書き換え、動作確認しました。100個以上あっ
たのを手作業で直しましたが、わかり易い変更だったのでやりやすく、
数時間で終りました。
# ということで、西澤君、すみませんがご承知下さい。
さらに目玉は、ドキュメントです。f77 版の web 上のドキュメントに
掛けるフィルターを作りました。これを使って、全マニュアルを
RubyDCL の引数に合わせて書き換えたものが既に出来てます (つい先ほ
ど終った)。あとは、Ruby 版のためのイントロと注意事項をつけ加えれ
ば完成。
堀之内 武 horinout@xxxxxx
京都大学宙空電波科学研究センター 611-0011 宇治市五ヶ庄