ベクトル場作画パッケージ UGPACK はV座標系上で作画するので, 残念ながら, 現在のところ地図投影には対応していない. しかしながら, アローサブプリミティブを使って, 緯度・経度の単位を持った 矢印を地図上に描くことは簡単にできる. したがって, DO ループをもちい, 次元を持ったベクトルを連続的に描けば, 地図上にベクトル場を描くことも容易に実現できる.
umpk05.fのプログラムの骨組みは,
基本的に第6章
のデモプログラム u2df08.f と同じである.
ベクトルの各成分を緯度・経度の単位でスケーリングしておけば,
U座標系での矢印作画ルーチンSGLAZU
を用いて,
地図上でのベクトル場の表現が可能になる.