Gfdnavi サーバをインストールした後, 実際にサービスするデータを載せて運用するためのガイドです.
Gfdnavi にデータを追加するには,データ置き場となるディスクのトップディ レクトリ以下に置き,データベースを update するコマンドを走らせます.削 除する場合も,ディスクから削除して update コマンドを走らせます.
ディスクの操作
デフォルトでは,Gfdnavi をインストールしたトップディレクトリの直下にある data というディレクトリがデータ置き場のトップディレクトリです.
データを追加する際は,トップディレクトリの下に任意のディレクトリを作って 置きます.ディレクトリ階層は任意の深さでかまいません.Unix系のOSでは, シンボリックリンクを使うと,既存のデータ置き場を変更することなく,Gfdnavi に載せることができます (Windowsのショートカットを使う場合は未確認です.2009/03/06).
データベースの更新
Gfdnavi をインストールしたトップディレクトリにおいて,次のコマンドを実行します.
$ rake update
すると,次のように聞かれますので,2 を入力して,改行キーを押します.
$ rake update (in /home/horinout/davis/WORK/gfdnavi/gfdnavi) Please select the following item 1: rebuild database tables. 2: update data tree. x: quit. select number: 2(RET)
なお,rake update は,同ディレクトリで次を実行するのと同じです:
$ ruby db/register_directory_tree.rb --verbose
Gfdnavi は様々な一時ファイルを生成します.それは,自動では消去されないので, 適宜掃除をすることが必要です.常時運用する場合,cron などにより 定期的に掃除することを勧めます.
一時ファイルの掃除の掃除するには,Gfdnavi をインストールしたトップディレクトリにおいて,次のコマンドを実行します.
$ rake clean
これは,以下の3つのコマンドを実行するのと同等です.
$ rake clean:diagram_cache $ rake clean:session_files $ rake clean:work_dirs