5.3.5 UCpGET/UCpSET(UCpSTX)

1.
機能
UCPACKで使う内部変数を参照/変更する. (UCpSTXは実行時オプションによる変更を許す. )
2.
呼び出し方法
CALL UCpGET(CP,IPARA)
CALL UCpSET(CP,IPARA)
CALL UCpSTX(CP,IPARA)
3.
パラメーターの説明
CP (C*8) 内部変数の名前.
IPARA (I,R,L) 内部変数の値.



以下にCPとして指定できる名前のリストを記す.
'NDAY' (I) UCXADY/UCYADYを使うとき,何日ごとに目盛と日付を描くかを指定する.'NDAY'が不定なら0, 1, 2, 5, 10, 15の中から適当な値が選ばれる(0以下のときは軸を描くだけで目盛と日付は描かない);陽に与えられていればその値を使う(初期値は不定).これは関数 'NUCDAY'が決める.
'NCHAR' (I)   UCXAMN/UCYAMNを使うとき,月名を何文字描くかを指定する. 'NCHAR'が不定なら0, 1, 2, 3, 9の中から適当な値が選ばれる(0のときは軸を描くだけで目盛と月名は描かない);陽に与えられていればその値を使う(初期値は不定).これは関数'NUCCHR'が決める.
'LOWER' (L) UCXADY/UCYADYで描く月名の2文字目以下を小文字にするかどうかを指定する..TRUE.なら小文字にする; .FALSE.なら大文字のままにする(初期値は.FALSE.).
'IUNDEF' (I) 値が不定であることを示す内部変数(初期値は -999).

4.
備考
(a)
内部変数を管理するための下請けルーチンとして 以下のものがある.
UCPQNP(NCP) 内部変数の総数 NCPを求める.
UCPQID(CP,IDX) 内部変数 CPの位置 IDXを求める.
UCPQCP(IDX,CP) IDXの位置にある内部変数の名前 CPを参照する.
UCPQVL(IDX,IPARA) IDXの位置にある内部変数の値 IPARAを参照する.
UCPSVL(IDX,IPARA) IDXの位置にある内部変数の値 IPARAを変更する.
(b)
UCpGETは上に述べたUCPQIDを呼んで 内部変数の位置を求め, UCPQVLによって値を参照する; UCpSETUCPQIDを呼んで内部変数の位置を求め, UCPSVLによって値を設定する. したがって指定した内部変数名が見つからないとき, エラーメッセージはUCPQIDが出力する.
(c)
内部変数の型に応じ, IPARAとして適切な型の 定数あるいは変数を指定すること.