RFBLIB : 実数列の内積,共分散,相関係数

概要

2つの実数型配列に対して,1個の実数値が決まるような作用をもつ関数パッケージ. このパッケージの関数は,RFALIB(第[here]章)などと異なり 欠損値処理はおこなわない. 欠損値処理をおこないたいときは,MISC1の中のVSTLIBを用いるとよい.

関数のリスト

                                            
  RPRD(RX,RY,N,JX,JY)   内積を求める.      
                                            
  RCOV(RX,RY,N,JX,JY)   共分散を求める.    
                                            
  RCOR(RX,RY,N,JX,JY)   相関係数を求める.  
                                            

関数の説明

RPRD/RCOV/RCOR

  1. 機能
    内積/共分散/相関係数をもとめる.
  2. 呼び出し方法
    RPRD(RX,RY,N,JX,JY)
    RCOV(RX,RY,N,JX,JY)
    RCOR(RX,RY,N,JX,JY)
  3. パラメーターの説明
                                                                      
      RX,      (R(*))   処理する実数型配列.                          
      RY                                                              
                                                                      
      N        (I)      処理する配列要素の個数.                      
                                                                      
      JX,      (I)      配列RX,                                       
      JY                RYにおいて,処理する配列要素の間隔.          
                                                                      
      RPRD     (R)      内積を与える関数値.                          
                                                                      
      RCOV     (R)      共分散を与える関数値.                        
                                                                      
      RCOR     (R)      相関係数を与える関数値.                      
                                                                      
    
  4. 備考
    1. 相関係数RCOR については, RXまたはRYの分散が0のときは, 内部変数'RMISS'で決まる欠損値(初期値は999.0)を返す.


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Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:01:32 EDT 1995