表示されるウィンドウの大きさを変えるには, DclOpenGraphicsを呼ぶ前にDclSetParmを用いて パラメータ 'WINDOW_WIDTH', 'WINDOW_HEIGHT' の値を変更します.
紙に縦長の向きに図を描きたいときには, DclOpenGraphicsで引数に与えるグラフィックデバイス番号にマイナスをつけます. DclOpenGraphics に引数を与えなければグラフィックデバイスのリストが表示されますが, このとき打ち込む数字にマイナスをつけるという方法もあります. 画面上では図は時計回りに90度回転させた形で表示されます.
またDCLは2種類のフォントを持っており, DclSetParmで内部変数'IFONT' を2とすることによって, フォント番号2の高 品位フォントを出力することができます. 高品位フォントは複数の線を引くことで, 線の太さを調節しているため, ラインインデクスで線の太さを変えられる出力装置の場合には, 太い線を指定すると空白が潰れてそれらしい文字になります. また, 当然のことながら高品位フォントを使うと出力量が増えるので, 出力に時間がかかるようになります.
一般的なフォントを自由に使えるようにするバージョンは開発検討中です.
また, RGB値を直接指定してフルカラーを扱えるようにするルーチンが開発中です.
program etc use dcl call DclSetParm('WINDOW_WIDTH',300) call DclSetParm('WINDOW_HEIGHT',200) call DclOpenGraphics(-1) call DclDrawDeviceViewPortFrame(1) call DclSetParm( 'IFONT', 2 ) call DclSetParm( 'ENABLE_PROPORTIONAL_FONT', .true. ) call DclDrawTextProjected(0.3,0.5,'Font2') call DclCloseGraphics end program |
|
DclSelectDevice (------) |
グラフィックデバイス番号をコンソールから取得する. |
DclOpenGraphics (GROPN) |
グラフィックデバイスをオープンする. |
* 括弧の中は、対応するf77インターフェイス名.