この文書は, 地球流体電脳倶楽部で開発中の惑星大気モデル (Dennou-Club Planetary Atmospheric Model) の バージョン 5である dcpam5のプログラム構造とソースコードについて解説したものである.
第2章では, プログラムの全体構造とソースコード中の変数命名法について 記す. 第3章では, 力学過程に関して, 離散化された支配方程式とソースコード 中の変数の対応を記す. 支配方程式系の定式化や離散化については 別紙『 dcpam5支配方程式系とその離散化 』を参照していただきたい.
現在整備されているのは力学過程に関する文書のみであり, 物理過程に関する文書は今後作成される予定である.