DCPAM 作業ミーティング記録 (2015/03/24)
参加者
- 北大
- 石渡, 荻原
- 神戸大
- 高橋(芳), 船橋, 林
- 宇宙研
- 村上
船橋からの報告
- rails の勉強
- 「Ruby on rails 4 アプリケーションプログラミング」の チュートリアルにしたがって作業中.
- 前回までに上記書籍の 3 章 (導入編) まで読んでいた.
- 更に 4 章に目を通して, ビューに関するメソッドには どのようなものがあるかを確認した. 今後の1 週間で基礎編 (6 章まで) はざっと目を通すことを考えている.
- データベースを操作する練習
- web を通してではなく, 直接データベースの中身を確認できるようになった.
- 火星のデータが格納された netCDF ファイルを読んで図を書くツールを 作ろうと考えている. まだプログラム書くことはやってない. 「Ruby on rails 4 アプリケーションプログラミング」の基礎編が 終ったらプログラミングをしようと考えている.
高橋からの報告
- バージョン管理システムとして git を使いはじめることにする.
- 使い方・注意点について,
- DCPAM の Git リポジトリを使用するためのローカル側のセットアップ,
- (DCPAM 開発における) Git のブランチ利用のモデル にまとめたので, そちらを参照すること.
- 多くの人は develop branch を持ってきて, ブランチを作って作業するのが 良いのだろう.
- 使い方・注意点について,
荻原からの報告
- 放射不活性なダストを移流させた計算を行った.
- 計算条件: T21L36, ダストシナリオは Const 0.3. 風応力巻き上げスキームとダストデビル巻き上げスキームの両方を使用. 移流計算はセミラグ. 重力沈降あり. 3 年計算
- 図を並べたページは
- 「全球平均のダスト量」 (ただし, 図を作った際には計算が間違っていることがわかった) で見てみると, 3 年目まで毎年, Ls=120 頃に 最小, Ls=270 頃に最大となる季節変化を示している.
- 東西平均ダストの30 sol 平均を見てみると, Ls=240-270 ではダスト は, 赤道で p=1 Pa 面くらいまで運ばれるようだ.
- 全球平均もしくは全球積算の計算では, 水平平均をとるときに, p_s/g を かけていなかったので, 正しく計算するようにする.
- ダスト量については, 光学的深さで表現されることが多いので, 光学的深さの図を書くようにする. 放射コード中の active dust 用のコードを参考に計算をやることにする. 更に, 同一基準面における光学的深さになるように補正も行うようにする.
- 今後は, 地面からのダストフラックスを一様にした場合の計算も やって比較してみる. 最新のリリース版を使って計算する.
- これまでに行っていた, 地形高度を一定にした計算, 東西平均した地形を与えた計算 および観測の 3 者を比較してまとめることは, 引き続き宿題.
次回日程
- 2015 年 03 月 31 日 (火) 14:00- TV 会議 (dcmodel meeting の部屋) にて