[ 地球流体電脳倶楽部 / dcrtm / SIGEN ]
- 倉本圭、石渡正樹、はしもとじょーじ、濱野景子、高橋芳幸、高橋康人、三上峻、大西将徳
- LBLRTM と onishi モデルの吸収係数の計算について
- voigt 線形の数値表現について
- onishi モデルでは、voigt 線形のline shape を、Kuntz 1997, Ruyten 2004 により与えている
- LBLRTM では、voigt 線形のline shapeを、Humlicek 1982 により与えている
- LBLRTM と onishi モデルで、分子一個当たりの吸収断面積の計算結果はほとんど変わらない
- 吸収断面積の波数積分値を比べると、両モデルの相対誤差は 0.1 % 程度
- CO2 のみ、他の分子に比べると相対誤差が大きい(CO2 は sub-lorenzian の line shape を仮定している可能性)
- line shape の形を比べると、line の裾で両モデルは形が異なる
- LBLRTM はcut off が滑らかに0になるような関数形を与えているのではないか
- 大気層の吸収断面積を計算する際の平均の取り方の順序でLBLRTM と onishi モデルの計算結果に違いが生じている
- LBLRTM では、平均の(圧力、温度、混合比)を求めてから吸収断面積を計算
- onishi モデルでは、大気の上下端の吸収係数を求めてから、平均の吸収断面積を計算
- mtg 資料
- To Do
- LBLRTM の cut off の関数形の確認
- onishi モデルの仕様、LBLRTM との検証作業についてドキュメントにまとめる
- US standard atmosphere での放射計算
- 2 - 10 [bar] 付近に放射平衡層ができることについて
- 対流調節のアルゴリズムを、温位が保存するように変えると、下部の放射平衡層は現れなくなった
- 温位の保存ではなく、エネルギーが保存するアルゴリズムにした方が良い
- 初期の温度構造依存性
- 放射平衡計算を始める初期温度構造を変えても、最終的な結果は変わらないことを確認
- 大気の組成を変えると、比熱の変化により、温度構造は変化する
- 7/11(木) に系外惑星セミナーで発表
- 次回のdcrtm mtg (7/8) に内容の確認
- 関根さんのエアロゾル計算結果を使った木星放射の計算
- 成層圏の温度プロファイルの近似式が、うまくいっているか、放射計算の結果と比べて確認中
- 天頂角の刻みを細かく計算するようにコードを改良
- dcrtm の ページを dcpam のページのように整備してく依頼を林先生から頂いた
- 追加であるとよい情報など
- 学会などの発表資料のリンク
- Sample 計算
- チームのアクティビティ・成果の説明資料として機能するようなページになるとよい
dcmodel Development Group / GFD Dennou Staff
Last Updated: 2013/07/01, Since: 2013/07/01