放射MTGメモ(2014/01/20)

参加者

  • 倉本圭、石渡正樹、はしもとじょーじ、濱野景子、高橋康人、大西将徳

line-by-line 放射計算プログラムの開発(大西)

  • IAPWS と理想気体の比較
    • H2O の断熱減率をIAPWSのテーブルを使って計算すると、理想気体の場合とほぼ一致していた(前回報告)
    • IAPWS でテーブル化されている体積について、理想気体の場合と比較
    • 気体領域では、理想気体に近い
    • Peng-Robinson に比べ、IAPWSの方が理想気体に近い
    • IAPWS のテーブルのエントロピーのコンターから断熱線の検証をしてみる
    • 断熱線の計算プログラムは再確認しておく
  • H2O の連続吸収(MT_CKD) の温度圧力依存性について
    • 計算した温度圧力
      • 温度: 100, 200, 300, 400, 600, 800, 1000, 1200, 1400, 1600, 1800, 2000, 2200, 2400, 2600, 2800 [K]
      • 圧力: 1E00, 1E01, 1E02, 1E03, 1E04, 1E05, 1E06, 1E07, 1E08 [Pa]
    • 吸収断面積は圧力に比例
    • 温度によって吸収断面積は減少(減少の仕方の温度依存性は波数によって異なる)
      • dimer は温度が高くなるほど不安定になるので、温度によって吸収断面積は小さくなると考えられる
    • 温度が高くなるほど吸収断面積は小さくなるが、どの程度の大きさまで意味があるのか?
    • 温度が高くなるほど構造が細かくなっているように見えるが、これは意味があるのか?
  • mtg 資料

木星大気の計算(高橋康)

  • モデルの計算速度の改善について
    • 計算ループを入れ替えて計算を試みている
    • 計算結果が一致せず、バグ確認中
    • 計算したいパラメタ範囲によって、最も効率的なループの順番も変わってしまう
  • 散乱も入れて計算する

次回の日程

  • 2014/01/27(月) 9:00-