平均の計算(1)
概要
平均操作ルーチン avr.f90 の動作をテストする.
特にここでは x フラックス格子点とスカラー格子点の変換を行う関数のテストを行う.
テストの際の注意点を以下にあげる.
- 平均の平均をとった時, 元の値の分布に戻るか.
- 繰り返し平均をとった時, 元の分布の形がずれていかないか
テスト結果として元の分布, 平均をとった後の分布、およびその差の図を描く. 図は計算領域内のみのものと計算領域外を含むものの2種類を描く.
テスト内容とその結果
テスト 1
行った操作 |
u_avr_s( s_avr_u(u) ) |
元の関数の分布 |
u = sin(2πx/Lx) sin(2πz/Lz) |
境界条件 |
x: 周期境界, z:固定壁 |
格子点数 |
x: 20, z: 20 |
結果(計算領域のみ)
結果(計算領域外含む)
テスト 2
行った操作 |
u_avr_s( s_avr_u(u) ) を 5 回繰り返す |
元の関数の分布 |
u = sin(2πx/Lx) sin(2πz/Lz) |
境界条件 |
x: 周期境界, z:固定壁 |
格子点数 |
x: 20, z: 20 |
結果(計算領域のみ)
結果(計算領域外含む)
テスト 3
行った操作 |
u_avr_s( s_avr_u(u) ) |
元の関数の分布 |
u = cos(2πx/Lx) cos(2πz/Lz) |
境界条件 |
x: 周期境界, z:固定壁 |
格子点数 |
x: 20, z: 20 |
結果(計算領域のみ)
結果(計算領域外含む)
テスト 4
行った操作 |
u_avr_s( s_avr_u(u) ) を 5 回繰り返す |
元の関数の分布 |
u = cos(2πx/Lx) cos(2πz/Lz) |
境界条件 |
x: 周期境界, z:固定壁 |
格子点数 |
x: 20, z: 20 |
結果(計算領域のみ)
結果(計算領域外含む)
Last Update: 2004/10/04 (北守 太一)