ここでは deepconv を用いた 2 次元の暖気塊の上昇を計算するテストプログラムの実行方法を 説明します. この計算の設定は Wicker and Skamarock (1998) で示されている設定に 沿っています.
乱流混合過程を考慮していること以外は, 「deepconv テストプログラム: 暖気塊のテスト (その1)」の設定と同じです.
計算設定の概要は以下の通りです. 具体的な数値等の詳細は設定ファイルを参照してください.
実験は "exp_setup_files/06_warm-bubble-kw1978" ディレクトリに移動して行います. このディレクトリに設定ファイル "warm-bubble-kw1978.conf" と実行スクリプト "testrun.rb" が格納されています.
$ cd exp_setup_files/06_warm-bubble-kw1978 $ ls warm-bubble-kw1978.conf testrun.rb
実験を行うにはスクリプト "testrun.rb" を実行してください. このスクリプト により, 個別の実験を行うための設定ファイル, 初期値ファイルの作成から 実験の実行, 図の作成までが行われます.
$ ./testrun.rb
計算が終了すると, 以下のような個別計算用の設定ファイル, 初期値ファイル / ヒストリーファイル /リスタートファイル, イメージファイルが作成されます.
Imagemagick などでイメージファイルを表示させると, 以下のような結果が確認できます. それぞれ計算終了時の結果を示しています.