コロキウム 6/23 事例解析 内側(続き)

事例解析

2.ジェットの内側で傾圧擾乱が発達する場合(続き)


3次元的な構造をみてみると、Lim et al.(1991) で回帰解析を用いて示された描像と一致する構造がみえる。 すなわち、下層では低気圧の東側で非地衡成分が南北方向に収束して そこで上昇しており、その上層では東西方向に発散している。 一方、上層の高気圧の東側では非地衡成分が東西方向に収束し、 そこで下降となっており、その下層では南北方向に発散している。