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[dennou-ruby:000581] Re: f2c



高橋(FIP)さん

dcl-5.2C を取ってきて、Solaris2.6 + gcc でコンパイルしました。以
下気づいたことです。

    カラーマップが読めない。
    調べてみると、math1/syslib/glcqnp.c において DSPATH に
    "/export/home/nishi/d52/dcl-5.2/lib/dcldbase/" という、コン
    パイル時に全く指定していないディレクトリが入っているのが原因
    じゃないかと思います。デモを動かそうとすると
    % u2df01
       WORKSTATION ID (I)  ? ;
      1:X, 2:PS, 3:Tek ;
     1
      *** MESSAGE (SWDOPN) ***  GRPH1 : STARTED / IWS =  1.   
      ***** ERROR (SWDOPN) ***  COLORMAP FILE DOES NOT EXIST. 
     IOT Trap
     Abort

    と、エラーになります。幾つか試しましたがどれも動きません。
    bitmap.x11 や colormap.x11 をカレントデイレクトリに持ってく
    れば走りますので、パスの問題であることは間違いなさそうです。
    これは至急対処して頂けませんか。

その他。


   どれが最新版かわかるよう current といった名前のシンボリックリ
   ンクをお願いします。

   デフォルトの C コンパイラーを gcc にしようという話がありまし
   たがまだのようですね。

   setenv CC gcc でコンパイラーは gcc になるけど C のプリプロセッ
   サーは cc -E のままであるというのも直ってません。が、どうやら
   これは使ってないみたいなので、まあいいか?

   前にも報告しましたが Solaris2.6 では -lsocket -lnsl の追加が必
   要です。これは恐らく X 関連でしょうから、Mkinclude.in で
   XLIBOPT に -lsocket -lnsl を加えてしのぎましたが、ここをうま
   くやる(つまり「必要なら」これらがリンクされるようにする)こ
   とはできないでしょうか。

ということで提案なのですが、これから対処したい事項のリストをつくっ
て随時更新してはどうでしょうか。そうすれば何がまだか分かりますし、
「あれをお願いします」的な要望もしやすくなります。


    Mkinclude.in, l.28 で BINDIR = .../bin の後ろにスペースがあ
    るため、$(BINDIR)/hoge といったパスにスペースが入ってしまう。

    本家も確かそうだったけど、make ではコンパイルするだけで、
    make install してライブラリーが始めて作られるのは嬉しくない
    です。やはり make でお膳立てがすべて出来て、text が OK で、
    どんな名前のファイルがインストールされそうか把握した上で
    make install したいです。また、今 prefix が無視されるように
    なってるようですね。もっとも fortran 版の dcl とはライブラリー
    名が違うだけで、実行ファイル名はほとんど重なってるので、
    prefix をちゃんと解釈すると make install して Fortran 版が消
    えて焦るということはありそうです。

    make distclean がない --- Makefile も含めてすべての生成物を
    消すのが欲しいです。

とりあえず。

# カラーマップの件よろしくお願いします。

堀之内 武                     horinout@xxxxxx
京都大学宙空電波科学研究センター (旧超高層電波研究センター)