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[dennou-ruby:001006] Re: RubyNetCDF ver.0.3



豊田です。

応答遅れました。ついに、実装が始まりましたか。春になって余裕ができたら実
際に使ってみます。苦節幾星霜、私もようやく批評者の役になれますね。

| > > I/O の整合性は, gtool4 netCDF 規約が生きてますね? 
| > 
| > ですね。gtool4 や coards 等々を解釈しつつ、最低限の条件
| > を守っていれば(=ユーザーズガイドの数少ない規則には
| > だいたい従っていれば)柔軟に解釈されるというが、目指す
| > ところです。

何が最低限か、というのは、ユーザーズガイド任せでもいいんですけど、十分凝
るとちょっとものたりないところが出てくると思います。それは常識にすべきで
なくて、どの程度の常識を期待するとどういうサービスが機能するか、きちんと
くくり出すのも(できたらいいな、的というか cutting-edge な機能とならんで)
gtool4 規約の目的であるべきなんですが、そのへんは必ずしも1999年当時の文
章では明確にはなってなくて、[必須] だの [推奨] だのといういいかげんなク
ラス分けにかろうじて反映しています。なんていうことも、同じ土俵で議論でき
るようになりましょう。ひとりでやっていると暗黙知化してしまいかねないので、
オープンな議論の土台ができることに期待しています。

| モデルプロジェクトは Fortran でもって進められますが, その I/O は 
| gtool history で, これはおおむね完成している(よね?). 

時系列を出力するならだいぶん自信ができてきました。一昨日 gt3conv がほぼ
完成しましたが、JST 報告会のやっつけ版gt3conv を石渡さんが改定してくれた
ものをを引き継いで、gtool_history で出力するようにしました。この過程で冬
の GFD セミナーで出たいくつか注文にはすべて対応したはずです。

gt3conv が書けるということは、GTOOL3 の通常の呼び出しシーケンスに相当す
る出力動作ができるということですから、GTOOL3 でできたことをしているうち
は、たぶんこれでコンプリートでしょう。

| 石渡さん, 豊田さんが gt3 to gt4 を作ってくれたので, 現在の AGCM5 沼さ
| ん系システムの出力はそのまま持って行けるでしょう. 

そんなわけで、属性等の世界の対応規則も作りました。
http://www.gfd-dennou.org/arch/gtool4/conventions/gtool3.html
なんてことで、これについては davis-ml で議論しましょう。

まだ文書化していませんが、変数リスト作成アルゴリズムなんかは相当パラノイ
アなコーディングをしていますので、挑戦者求む、状態です。GTOOL3 既存デー
タは食わせてクラッシュさせてみてください。

| よって詳細は実践配備においてデータを食わせて見てポリッシュアップですな.
| 楽しみですね. 

ですね。
-- 
TOYODA Eizi <toyoda@xxxxxx>