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[dennou-ruby:002174] ワークシ ョップ/セミナープログラ ム
- To: dennou-ruby@xxxxxxxxxxx
- Subject: [dennou-ruby:002174] ワークシ ョップ/セミナープログラ ム
- From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 16 Mar 2005 13:32:45 +0900
堀之内です。
3/22-23のワークショップ/セミナーのプログラムを作り、
http://ruby.gfd-dennou.org/workshop200503/program.htm
に置きました。以下、そのテキスト版です。
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= 電脳 ruby / davis ワークショップ&セミナー
2005年3/22(火)-3/23(水)
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== 概要
* 日程: 2005年3/22(火)-3/23(水)
* 2005年3/22(火) 9:30-11:30 電脳 davis ワークショップ
* 2005年3/22(火) 12:30-18:30 電脳 ruby ワークショップ
(終了後ばんめしの予定)
* 2005年3/23(水) 9:00-16:00 電脳 ruby チュートリアルセミナー
* 場所: 京都大学生存圏研究所1F HS109号室(遠隔講義室)
* ((<地図はこちら.|URL:http://www.kurasc.kyoto-u.ac.jp/bitmap/rascmap.gif>))
会場は赤く塗ってあるところの1階にあります.
* 交通案内は, ((<こちらもご参照ください.
|URL:http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/access.html>))
遠方から来られる方へ: 京都駅よりJR奈良線で黄蘗駅まで約20分,
駅から会場までは徒歩5-10分です. 奈良線の時刻表は www.jr-odekake.net
* 主旨説明
* davis とは data analysis and visualization (データ解析と可視化)
の略です. 電脳 davis ワークショップでは, それに限らず地球・惑星流体
科学における情報化関連の諸相を扱います.
* Ruby はフリーのオブジェクト指向スクリプト言語です.
電脳 ruby ワークショップでは, Ruby を地球・惑星流体科学におけるデー
タ解析等に利用するための利用・開発報告とディスカッションを行います.
電脳 ruby チュートリアルセミナーでは, 全くの初心者から中・上級者ま
でを対象に, 参加に計算機を持ち込んで貰い, Rubyを実際に利用する計算
機実習を行います.
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== 以下の目次
* ((<プログラム>))
* ((<チュートリアルセミナーのための計算機環境と関連資源インストール>))
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== プログラム
=== 電脳 davis ワークショップ
2005年3/22(火) 9:30-11:30
* 9:30-10:30 大石 雅寿 (国立天文台)
「天文学への情報学の導入〜〜Japanese Virtual Observatoryプロジェクト」
* 10:30-11:30 芦野 俊宏 (東洋大学)
「セマンティック・ウェブおよびそれにまつわる話題」
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=== 電脳 ruby ワークショップ
2005年3/22(火) 12:30-18:30.
詳細な時間割りは決めず, 自由に討論を進めます.
飛び入りの話題提供も歓迎します.
* 今年度活動オーバービュー: 堀之内武(京大RISH)
* パッケージングとインストーラーについて雑談的に:
* debian linux: 小高 正嗣 (北大理),
* vine linux 西澤 誠也 (京大理),
* windowsネーティブ & fedra core: 乙部 直人 (福岡大),
* 共通一括インストーラー & cygwin: 神代 剛 (京大RISH),
* FreeBSD: 村上 真也 (神戸大自然)
* 格子点データ取り扱い基礎ライブラリー GPhys:
* 概要と今年度の発展: 堀之内 武 (京大RISH)
* grib形式への対応について: 西澤 誠也 (京大理)
* 気象データ解析ライブラリーの開発法と実例:
塚原 大輔(北大理)
* GNU Scientific library (GSL) の ruby インターフェース利用例:
塚原 大輔(北大理)
* GPhys で shallow water grid model:
中野 満寿男(九大理)
* Ruby/Gtk を用いた数値モデル制御:
杉山 耕一朗(北大理)
* 格子点データ解析グラフィカルユーザーインターフェース gave:
新田忠司, 西澤誠也 (京大理)
* 3次元可視化ツールキット VTK の ruby インターフェース開発
(並びに SWIG による C++ 拡張ライブラリー自動生成法):
西澤 誠也 (京大理)
* 自動ドキュメント生成システム rdoc と Fotran90 プログラムへの適用例:
森川 靖大 (北大理)
* 流線描画関数の紹介/MM5出力処理ライブラリー等について:
大塚成徳 (京大理)
* フリーディスカッション:
* 今後求められる開発とドキュメンテーション
* 技術動向 (YARV, 他高速化, GUI, データベース, 遠隔データアクセス etc)
* 掲示板?
* 普及戦略
* etc etc
ワークショップ終了後
* ばんめし(詳細未定)
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=== 電脳 ruby チュートリアルセミナー
2005年3/23(水) 9:00-16:00
* 9:00-10:00 チューター:高島 久洋, 神代 剛(京大RISH)
インストールの時間.
* 持ち込み計算機に関連資源をインストールするための時間枠です.
インストール済の方は参加不要. 詳しくは下記の
((<チュートリアルセミナーのための計算機環境と関連資源インストール>))
をご覧下さい.
* 10:00-11:30 講師: 水田 亮 (気象研究所)
初級講習
* オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby の初歩
* 数値多次元配列の利用
* グラフィックス
* 簡単な数値計算
* 12:30-13:30 講師: 堀之内 武 (京大RISH)
中級講習
* 格子点データ取り扱い基礎ライブラリー GPhys の基礎
* 13:30-15:10 講師: 塚原 大輔 (北大理)
中・上級講習
* 気象データ解析ライブラリーの作り方
* 気象データ解析実習
* Ruby/GSL の利用 (GNU Scientific Library は数値計算ライブラリーです)
* 15:20-15:50 講師: 新田 忠司 (京大理)
応用
* 格子点データ解析GUI gave の実習
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== チュートリアルセミナーのための計算機環境と関連資源インストール
電脳rubyチュートリアルセミナーは各自の持ち込み PC による計算機実習です.
なるべくノートPCをお持ち下さい.
=== 演習室のインフラ
* LAN: 有線LAN (100base-T) & 無線LAN (IEEE802.11b/g -- 良く使われてる
タイプです). LANケーブルも用意しますが, 人数が多い場合足りなくなる
恐れがあるので持参をお勧めします. 無線LANカードも幾つか貸せます.
* ネットワーク接続: ssh, http とも使えます. 他にメール関連など.
* その他:電源. PCプロジェクター×2
=== 推奨計算機環境
* OS: linux, FreeBSD 等 UNIX 系の OS または Windows XP.
MacOS X も X window が使えれば対応は難しくないでしょうが,
運営側に利用者がいないので, 諸資源のインストールは自力でお願いします.
* ssh を通じて各自の外部の計算機を利用することも可能です.
ただしログイン先によっては X window を飛ばすには転送速度が
遅いということはあり得ます.
* ハードウェア: ノートPCをお勧めします (デスクトップでも
少人数ならなんとかなると思いますが...). スペックは最新で
ある必要はありません. グラフィカルユーザーインターフェース
gave を用いる最後の実習では, メモリーが少なすぎると遅いか
もしれません (定量的でなくすみません).
=== インストールすべき資源 (サマリー)
当日朝インストールの時間を取りますが, なるべく事前に一部でもインストー
ルしてくることをお勧めします.
* Ruby: ((<ここから入手できます.|URL:http://www.ruby-lang.org/>))
* 電脳Ruby関連資源: ((<ここから入手できます
|URL:http://ruby.gfd-dennou.org/index-j.htm>)). なお,
NetCDF 等サードパーティのライブラリーも必要です.
下記にOS別インストールガイドを記します.
=== OS別インストールガイド
((<電脳Rubyホームページ|URL:http://ruby.gfd-dennou.org/index-j.htm>))
の「インストールガイド」の項を参照してください.
* Windows (下記で動作確認はすべて Windows XP で行われています)
* Windowsネーティブ環境でコンパイルされた資源を使う場合:
上記ホームページに諸資源があります.
現在は個別のパッケージが置いてあるだけですが, 当日までに setup
コマンド一発でインストールできるような包括パッケージが新たに
開発される予定です. (但しGUI用の Gtk の一部の機能は使えません)
* cygwin (windowsにおけるlinux的環境) を使う場合:
上記ホームページに諸資源があります. cygwin のインストーラー
において2-3の設定をすることで, setup 一発でインストールできます.
* Vine linux / Fedra Core / Debian:
* RPM または Debian パッケージがあります. Vine と Debian では
apt 一発でインストール可能です.
* FreeBSD
* 諸資源が ports/packages に取り込まれており, 簡単にインストールできます.
* その他の UNIX 系 OS.
* 上記ホームページに「一括インストーラー」コマンドが置いてあります
(cygwin にも対応してます).
コマンドラインで対話的に資源を選択しインストールできます.
必要な場合コンパイルも行われます.
* 上記ホームページを参考に, 諸資源を個別にソースからインストールする
ことができます. 但し, それぞれのホームページを見て, 依存ライブラリー
もインストールする必要があります. 何らかの理由で「一括インストーラー」
が失敗した場合, 失敗した部分だけ個別にインストールしてください.