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[dennou-ruby:002821] Re: gpattr
- To: dennou-ruby@xxxxxxxxxxx, horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [dennou-ruby:002821] Re: gpattr
- From: Yasuhiro MORIKAWA <morikawa@xxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 17 Jul 2007 23:09:10 +0900 (JST)
堀之内様
森川です
> > 一般論として、gpコマンドが増えるのは好きではないのですが、ちょっと
> > 属性をいじるって需要がるし、コマンドでやるのに適してると思うので、
> > OKです。ただ、目的はファイルの編集ですから、gpedit という名前に
> > してはどうでしょう。将来的に、変数も消したり中身を変えられるように
> > する目も残せます。gpattr という名前だとファイル編集用コマンドとい
> > うのが分かりにくいと思いますし。参考まで、どういう使い方をするもん
> > なのですか?
>
> 検索してみたら、windows 関係で gpedit.msc というのがあるようです。
> msc というのは「Microsoft Common Console ドキュメント」だそうですが、
> gpedit.msc と、フルネームで「ファイル名を指定して実行」できます。で
> も gpedit 単名ではできないから、まあいいんじゃないでしょうか。ともか
> く gpattr という名前はやめてほしいです。
名前に関して "gpattr" は強く主張するものではないです. 単純に昔の gtattr
と同様な働きをするものなのでたまたまこうなっているだけです. 使い方は
以下の通りです. (現 gpattr のヘルプです).
USAGE:
% gpattr [options] url
where the format of the url is
path@[varname:var_attr=...][varname|+global_attr]
OPTION:
-a, --add Add attribute (default).
-d, --delete Delete attribute.
-h, -H, --help Show this help message.
EXAMPLES:
* Add
% gpattr data.nc@temp:units=W/m
% gpattr -a data.nc@temp:missing_value=-2.0e20
% gpattr --add data.nc@temp+title="surface temperature"
* Delete
% gpattr -d data.nc@lon:topology
% gpattr --delete data.nc@lon+Conventions
現段階では本当に属性の付加や削除しか行うことができないので (あと以前
gtattr というコマンドがあったので), gpattr で違和感は無かったのですが,
より広く拡張も見据えて, ということで gpedit にすることは問題ないと思い
ます.
現段階では上記のような仕様なわけですが gpedit でよろしいでしょうか??
> > # なお、gradsやgribは今のところ書き出しができないので、
> > 適用不可でしょうが、これらを対象に動かしたらそれなりに
> > わかりやすいメッセージがでるようにはしておいてくださいね。
なるほど. 確かにその通りですね. (grads や grib は普段触って無いため,
このことは単純に知りませんでした).
> > 新人に教えるときにはなるべく gp コマンドは使わないで欲しいです。特
> > に演算系は禁止したい。
基本方針は理解しているつもりです. コマンドに封じ込めてシェルスクリプト
等であーだこーだするのではなく, Ruby コード自体を積極的にいじるように
すべし, というのはその通りだと思います.
# コマンド作成に力を投入するぐらいなら, gfdnavi を充実させる方向に投入
# した方が良いですし.
なお, ついでに質問なのですが, 「NetCDF に対する属性の付加や削除などを
行いたいけどどうしたらいい??」と質問された場合, 回答としては (gpattr
or gpedit は無い場合に),
GPhys リファレンスマニュアルを見てね
で良いでしょうか. チュートリアルをざっと見る限り, 属性取得の "get_att"
は載っているのですが, 属性付加などに関しては載っていなかったので.
(「gradsやgribは今のところ書き出しができない」ため, 一般的でないために
載っていないのかな, とも思ったのですが).
┌□─────────────────────────
■ 森川 靖大 (Yasuhiro MORIKAWA)
|□ 神戸大学 大学院理学研究科 地球惑星科学専攻
■ 林研究室 博士後期課程 3 年
|□ e-mail : morikawa@xxxxxxxxxxxxxx
■──────────────────────
From: Takeshi Horinouchi <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [dennou-ruby:002820] Re: gpattr
Date: Tue, 17 Jul 2007 19:19:54 +0900
> 森川さま: 追伸です。
>
> 検索してみたら、windows 関係で gpedit.msc というのが
> あるようです。msc というのは「Microsoft
> Common Console ドキュメント」だそうですが、
> gpedit.msc と、フルネームで「ファイル名を指定して実行」
> できます。でも gpedit 単名ではできないから、まあ
> いいんじゃないでしょうか。ともかく gpattr という名前は
> やめてほしいです。
>
> > 堀之内です。
> >
> > 一般論として、gpコマンドが増えるのは好きではないのですが、
> > ちょっと属性をいじるって需要がるし、コマンドでやるのに
> > 適してると思うので、OKです。ただ、目的はファイルの編集で
> > すから、gpedit という名前にしてはどうでしょう。将来的に、
> > 変数も消したり中身を変えられるようにする目も残せます。
> > gpattr という名前だとファイル編集用コマンドというのが分かり
> > にくいと思いますし。
> > 参考まで、どういう使い方をするもんなのですか?
> >
> > # なお、gradsやgribは今のところ書き出しができないので、
> > 適用不可でしょうが、これらを対象に動かしたらそれなりに
> > わかりやすいメッセージがでるようにはしておいてくださいね。
> >
> > ちなみに私が好きでないのは
> > gpmaxmin -- インストールコマンドにするならもっと汎用にしてほしい
> > gpaop, gpmath -- 単純な計算しかせず IO しちゃう。これを組み合わせて
> > シェルプログラミングというのは、私が嫌うスタイル。
> > 普通にGPhysのメソッドを使うほうがいいのにと思う。
> >
> > 新人に教えるときにはなるべく gp コマンドは使わないで欲しい
> > です。特に演算系は禁止したい。
> >
> >
> > > 堀之内様
> > >
> > > 森川です
> > >
> > > 唐突なのですが, だいぶ昔に塚原さんから個人的に引き継ぎ, そのままなんと
> > > なくローカルに眠っていた gpattr (netCDF ファイルへの属性の付加や削除を
> > > 行うコマンド. gtool4 ツール・ライブラリの gtattr の GPhys 版) を GPhys
> > > にコミットさせていただいてもよろしいでしょうか.
> > >
> > > # 既にそういうコマンドあるのでしたっけ??
> > >
> > > しばらく触っていないプログラムだったのですが, ふと思い立ってしまいました.
> >
> > --
> > 堀之内 武 <horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
> > 611-0011 宇治市五ヶ庄 京都大学生存圏研究所
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