3次元透視変換とは, 3次元空間内に置かれた3次元図形を任意の視点から眺め
て2次元平面に投影する変換で, 遠近感が出る変換です. 3次元グラフィクスを
うまく使うと, これまでに見てこなかった新しい表現法が可能となります.
まず, 3次元空間内で三軸に平行に置かれた立方体の表面に, 2次元の作図をし
てみましょう(map3d4.rb). 作画する2次元平面をちゃんと指定すれば, これま
での描画サブルーチンがそのまま使えます.
また, map3d5.rb のプログラムでは,
第9.3節で描いた等高線とベクトル場を2段重ねにして表現してみ
ました.