3.8.3 uxplbl/uyplbl

1.
機能
文字列で指定したラベルを描く.
2.
呼び出し方法
NumRu::DCL.uxplbl(cside,islct,ux,ch,nc)
NumRu::DCL.uyplbl(cside,islct,uy,ch,nc)
3.
パラメーターの説明
cside (C*1) ラベルを描く座標軸の場所を指定する (3.2節参照).
islct (I) 描くラベルの属性を指定する (3.4節参照).
ux, uy (R) ラベルを描く場所を格納した 長さ nの配列.(U座標系の値で指定する.)
ch (C*(NC)) 描くラベルを格納した文字長 nc 長さ nの文字型配列.
nc (I) 配列 chの文字長.
n (I) 配列 ux, uy, chの長さ.
4.
備考
(a)
このパッケージでは次の2通りのラベルの描きかたがある. uxplbl/uyplblそれぞれについて
  • UX(i)/UY(i)の 場所にCH(i)の ラベルを描く.
  • UX(i)/UY(i)UX(i+1)/UY(i+1)の 間にCH(i)のラベルを描く.
2つの方法のどちらを選ぶかは内部変数'LBTWN'が決める. 'LBTWN'.true.なら間に描く; .false.ならその場所に描く(初期値は.false.). ただし, ラベルを間に描くように指定していても, ラベルが2点の間隔より 大きいときラベルは描かれない. またメッセージも出力されない.
(b)
ラベルの文字の高さは内部変数'RSIZELi'が決める.
(c)
ラベルの文字列の回転角は内部変数'IROTLzs'が決める.
(d)
ラベルの文字列のセンタリングオプションは内部変数'ICENTzs'が決める.
(e)
ラベルの文字を描く線分のラインインデクスは内部変数'INDEXLi'が決める.
(f)
文字列CH(i)の文字長はLENC (「MATH1」マニュアルのCHRLIB参照)が決める. つまり後続のブランクは無視される.
(g)
CSIDEとして'U'以外を指定した場合, ラベルは常にウインドウの外側に描かれる. csideとして'U'を指定した場合, ラベルの描かれる位置は 内部変数'IFLAG'が決める. 'IFLAG'が正のときラベルはuxplblについては上側, uyplblについては右側に描かれる. 負のときはその逆である. 初期値は-1.
(h)
1つ前に描いた座標軸の構成要素からどれだけ離してラベルを描くかは 内部変数'PAD1'が決める. 初期値は0.7. 単位は今描こうとしているラベルの高さを1とする.