4.3.2 shtnml

1.
機能
スペクトルデータの格納位置を求める.

2.
定義

shtlibにおいて, スペクトルデータ(Smn)は概要に述べた制限をも とに, 独立な(M+1)2個の成分; S00,S01,,S0M,  Re(S11),Re(S12),,Re(S1M), Im(S11 ),Im(S12),,Im(S1M),…,Re(SMM),Im(SMM) がこの順序で(長さ(MM+1)**2の配列に)格納されている. ここに, Re( )は実数部を, Im( )は虚数部を表す. このメソッド(元サブルーチン)は切断波数M, Smnの全波数n, および帯状波数mか らRe(Smn ) Im(Smn )の配列中の格納位置を求めるものである.

3.
呼び出し方法
lr, li = NumRu::DCL.shtnml(mm,n,m)

4.
パラメーターの説明
mm (I) 入力. 切断波数(M).
n (I) 入力. 全波数(n)
m (I) 入力. 帯状波数(m)
lr (I) 出力. Re(Smn)の格納位置.
li (I) 出力. Im(Smn) の格納位置.

5.
備考
(a)
Im(S0n )成分は存在しないので, m=0の場合はliには lrと同じ値が返される.