4.3.13 shtswm

1.
機能
スペクトル逆変換の前半部分であるルジャンドル逆変換を 指定された一つの波数成分のみについて行う.

2.
定義
スペクトルデータSmnから, ウエーブデータ Wm(φ) への変換を指定された一つの波数成分 m=m (>0)のみについて行う. 変換式はshts2wを参照.

3.
呼び出し方法
wr, wi = NumRu::DCL.shtswm(mm,jm,m,isw,s,work)

4.
パラメーターの説明
mm (I) 入力. 切断波数(M).
jm (I) 入力. 南北分割数の1/2(J)
m (I) 入力. 変換する波数(上記定義を参照)
isw (I) 入力. 変換の種類の指定( shts2wを参照)
s (R) 入力. スペクトルデータ (長さおよび並び方は shtnmlを参照).
wr (R) 出力. Wm(φ)の実数部分. 長さ 2*jm+1の配列(並び方は備考を参照).
wi (R) 出力. Wm(φ)の虚数部分. 長さ 2*jm+1の配列(並び方は備考を参照).
work (R) shtintで初期化された作業領域.

5.
備考
(a)
WR(-JM:JM), WI(-JM:JM)と宣言されている場合, WR(J)には Re(Wm(φj)) が, WI(J)には Ie(Wm(φj)) がそれぞれ格納される.
(b)
m=0(帯状成分)についてはshtswzを用いること.