システムとホームにディスクを分けたりした場合、システム側のデータサイズは かなり小さくなっているはずだが、VMWare では一度巨大になったファイル はそのままでは小さくならない。そのため、ディスクを「圧縮」、「最適化」 する。
圧縮しないものは、起動の前に「仮想マシン設定の編集」ではずしておく こと。理由はわからないが、下記で圧縮ファイルとして選択しないものでも、 接続されていると圧縮を行おうとし、時間がかかってしまう。
以下、VMWare マニュアルの抜粋。
仮想マシンがオンになっていれば、 VMware Toolsコントロールパネルから 仮想ディスクを圧縮することができます。 ただしスナップショットが存在 する場合は、仮想ディスクの圧縮を行うことができません。スナップショ ットが存在する場合は、[スナップショット] - [スナップショットの削除] または[Snapshot] - [Remove Snapshot]を選択すれば、削除できます。
root (su) の権限で vmware-toolbox を実行する。 ただし、X 上で起動するアプリケーションなので、ゲスト OS 上で X を立ち上げるか、リモートログインして X を飛ばしてくること。
以下、VMWare マニュアルの抜粋。
vmware-toolbox が起動したら、[仮想ディスク圧縮]または[Shrink]タブを クリックします。 圧縮したい仮想ディスクを選択してから、[圧縮の準備] または[Prepare to Shrink]をクリックします。 圧縮ツールは、仮想ディス クの未使用領域を解放します。ディスクに空き領域があれば、このプロセス によって仮想ディスクがホストドライブ上で使用する領域を削減することが 可能です。 ディスクの圧縮にはかなりの時間を要することがあります。
VMWare マニュアルの抜粋。
VMware Workstationの最適化ツールを使用します。[VM] - [設定]または [VM] - [Settings]を選択し、リストから最適化を行いたい仮想ディスクを クリックして[ディスクの最適化]または[Defragment]をクリックします。
この「最適化」は、これ自体ではディスクファイルの記憶容量を減らすなど の効果は無いが、ディスクアクセスのパフォーマンスを向上させることが 可能である。「圧縮」を行った後には是非行ってほしい。
なお、この「最適化」もそれなりに時間を要するので注意。
VMWare マニュアルの抜粋。
仮想ディスクで圧縮作業を10回行うごとに、ホストコンピュータのハード ドライブの最適化を行うことをお勧めします。
VMWare マニュアルの抜粋。
最高のディスクパフォーマンスを実現するには、次の3つの作業を順に行 ってください。 1. 仮想マシン内でディスクの最適化ユーティリティを実行します。 2. VMware Workstationの最適化ツールを使用します。[VM] - [設定]また は[VM] - [Settings]を選択し、リストから最適化を行いたい仮想ディ スクをクリックして[ディスクの最適化]または[Defragment]をクリック します。 3. ホストコンピュータでディスクの最適化ユーティリティを実行します。
Last Updated: 2005/03/20, Since: 2005/03/20 | mailto: |