CReSS v.s. deep conv(takemi 2007 比較結果)
以下には, CReSS の計算結果を記載します. deep conv との比較は, 神戸大学地球および惑星大気科学研究室の今関さんが行っている計算で行います.(可能な限り今関さんの設定に合わせました.)
各リンクに飛ぶ際は, 少し時間がかかる場合があります. また, 右クリックで別タブで開いた方が, 結果の比較をしやすいかと思います.
- 温位擾乱
- 発達のパターンは同じだが, 絶対値が今関さんの方が大きい(およそ 2 〜 3 倍).
- 水平風速
- 発達のパターンは同じだが, やはり今関さんの方が絶対値が大きい (〜 2 倍).
- 鉛直風速
- 水蒸気
- 今関さんの図と値が合わない.
- 想像するに, どこかの水蒸気の値からのアノマリーを描いているものかも?
- 今関さんの図と値が合わない.
- 雨水・雲水混合比
- 注意:この図のみ, 物理量を 2 種類描画しています.
- カラーは雨水混合比, コンターは雲水混合比です.
- 雲の分布については, ほとんど同じ.
- 雨は, deep conv の方は 20 万秒あたりでは消散しているが, CReSS では残っている.
- 注意:この図のみ, 物理量を 2 種類描画しています.
- 全部見たい
- 左上:東西風速, 右上:鉛直風速, 左下:温位の擾乱, 右下:雲水(コンター)+雨水(カラー)
- 計算設定で deep conv との違い
- 放射冷却はなし.
- 水平スキームは 4 次の中心差分.
- スポンジ層を 12 km より上に設定.
- 閲覧時の注意.
- 結果のグラフのカラーやコンターは今関さんの結果の間隔とは違います.
- 各グラフに単位が入っておりませんが, 基本的に MKS 単位系を使用. ただし, 混合比に関しては, [g/kg] を使用しております.