cuda インストールログ
本ページは研究室 gpgpu 用 Note-PC "cuda" へ, GPU 用のドライバをインストールした際のインストールログである.
前準備
- NVIDIA の 日本語版ページ にて, "ドライバダウンロード" から, インストールするドライバを選択する.
- 製品タイプ : Quadro
- 製品シリーズ : Quadro NVS Series (Notebooks)
- 製品ファミリー : Quadro NVS 160M
- ダウンロードタイプ : Quadro グラフィックスドライバ
- オペレーティングシステム : Linux 64-bit
- 言語 : Japanese
- 選択画面
- "検索"ボタンを押す.
- "ダウンロード"ボタンを押す.
- シェルスクリプトである.
- 開発ツールキットダウンロードページ の "Linux" 欄で以下をすべて 64bit 版でダウンロード(中身はすべてシェルスクリプト).
- Developer Drivers for Linux (256.40) (必須かどうかは不明)
- CUDA Toolkit for Ubuntu Linux 9.10
- GPU Computing SDK code samples
以上を適当なディレクトリ内に格納.
インストール
グラフィックカード関連のドライバをインストールするので, X を落とす.
# /etc/init.d/gdm stop
CUI 画面になったら, sudo でルートとなり, インストール作業を行う.
先ほどのダウンロードディレクトリで以下のスクリプトを実行.
# sh NVIDIA-Linux-x86_64-256.53.run
無事インストールが終了したら, 以下のスクリプトを実行し, ツールキットをインストール
# sh cudatoolkit_3.1_linux_64_ubuntu9.10.run
インストールディレクトリは, デフォルトの
/usr/local/cuda
以上で, cuda と NVIDIA のドライバのインストールは完了.
システムを再起動して, 作業終了.
(以上で, 実際のインストールスクリプト時に複数質問があったが, 詳しくは覚えていないため, 次に新たにインストールする際, 確認する. よってまだこの段落は未完成)
サンプルプログラムのコンパイルと実行
先ほどのダウンロードでインストールスクリプトとともにダウンロードしたサンプルプログラム集
gpucomputingsdk_3.1_linux.run
を実行し, サンプルプログラムのコンパイルまで行う.
この作業からは, 一般ユーザ権限で行う.
$ sh gpucomputingsdk_3.1_linux.run
でホーム直下(場所は任意)にサンプルプログラムディレクトリを作成, 展開する.
作成されたディレクトリに移り, 中身を確認.
C OpenCL bin cudpp_license.txt doc lib license.txt shared
などがあればよい.
ディレクトリ C, OpenCL の中にサンプルプログラムがある(実際は各ディレクトリ内の src 以下). よって, C, OpenCL 直下でそれぞれ make を実行.
すると, ライブラリの不足が原因でエラーを起こすので, 不足しているライブラリをインストールする. 実際に起きたエラーから,
libXi, libXmu, OpenGL
関連のライブラリが不足しているようであるので, apt-get でインストール.
# apt-get install libxi-dev # apt-get install libxmu-dev # apt-get install free-glut3-dev
などをインストールすると, 関連パッケージもインストールされるので, これで OK.
以上で再び make を行うと, コンパイルが成功するはずである.
成功すると, 各ディレクトリ内の bin に
./bin/linux/release/
というディレクトリが作成され, その下に実行ファイルが作成されているはずである.
以上で, サンプルプログラムのコンパイルは終了.
適宜, サンプルを動かしてみて, 遊んでください.(個人的には, nbody がおすすめ)